紫外線の低くなる冬。
実は、美白のしどころです。
夏の間に蓄積してしまったしみの素、冬の間にしっかりオフしておきましょう。
夏が終わったからいいや~と安心していると、毎年少しずつ、地黒になってしまいます。
とはいえ、美白化粧品ならなんでもいいから使いまくれ! というつもりは毛頭ありません。
それよりも、肌に付けるものだからこそ、しっかりとした化粧品選びが大切、ということをまず言いたいです。
具体的にどのようなポイントに気をつけて、美白化粧品を選んだらいいのか、ポイントをご説明します。
★新成分至上主義にならない
新しい美白成分が出た! と言われると、なんだか気になってしまうものです。
しかしそこに落とし穴が。
新しい成分とは、それまでにない画期的な成分である・・・というのが、化粧品会社の売り文句です。
これまで消すのが難しかったしみに働きかける画期的な成分です!!! と言われると、気になってしまうのが人情というもの。
でも、新しいもの=良いものではない、というところに注意しましょう。
新しい成分とはつまり、未知の成分、ということです。
効果や副作用についても、確かなデータがあるわけではありません。
先日、使った人が、肌がまだらになる「白斑」を起こしてしまったとして、大きな問題となったカネボウ化粧品の「ロドデノール」も、同社が独自開発した新成分でした。
しかしこの成分が承認されてから、まだ5年しか経過していないんですよね。
まだ検証だって、しきれていないはずです。
よって美白成分を選ぶときには、商品化されてから10年以上経過し、実績を積んだ成分を選ぶようにしましょう。
ある程度の時間をかければ、ユーザーの声も反映されて、より使いやすくなります。
開発者の技術や知識も加えられ、時間をかけて築き上げられてきているはずです。
だから、お肌につけるに足る信頼を得られるのです。
★重ね塗りに注意
重ね塗り、していることが多いかと思います。
スキンケアは、化粧水、美容液、乳液という順番でお肌に塗られていくものです。
場合によっては、アイクリームなどで、さらに重ね塗りをすることも。
特に同じシリーズで発売されているスキンケアのコースを使うときにありがちですが、全ての化粧品に、同じ成分が入っていることがあります。
スキンケアをトータルで行うと、想定外の量を肌に塗布してしまうことがあります。
なにごとも、ほどほどが大事。
つけすぎてしまうと、お肌に思わぬトラブルが引き起こされてしまうことがあります。
しかも、メーカーのほうも、「シリーズで使うとさらに効果的~」という文句を売りにしていたりします。
そういうシリーズは、すべてのスキンケア化粧品におなじ成分が入っていることが多いです。
気になるなら、どれか気になる化粧品だけを、そのメーカーで選ぶなどして、量を調整してみると良いでしょう。
★まずは試供品を使う
デリケートな顔に、まだ使ったことのない化粧品をつけてしまうのは心配。
まず、腕など目立たないところに塗って、かぶれなど肌トラブルが起きないか確認してから、顔につけるようにしましょう。