ほうれい線ができるのは、表情筋の衰えによるものです。
体の筋肉と同じく、顔の筋肉も、使わないと衰えていきます。
また、加齢により筋力は低下します。
表情に乏しい生活をしていたり、年齢を重ねたりしていると、自然とほうれい線ができやすい状態になってしまうので注意。
喜怒哀楽のある生活をして、イキイキとした状態をキープするのがベストですが、日常生活を常にエンジョイし続けるのは無理というものです。
そこで、エクササイズをして、表情筋を鍛えることをおすすめします。
日常生活の中でも、表情筋を鍛える方法はあります。
それがフェイスエクササイズです。
★歯ブラシエクササイズ
毎日行っている歯磨きも、立派な表情筋対策になります。
唇をギュッと閉じたまま、歯ブラシを大きく上下に動かし、歯を磨きましょう。
これを左右で行います。
このとき、歯ブラシに強く力を入れてしまうと、歯茎をすり減らしてしまう可能性もあります。
力の込めすぎには注意しましょう。
毎日の歯磨きの時に続けていれば、自然と口周りの表情筋が鍛えられていきます。
★うがいエクササイズ
歯ブラシでエクササイズしたら、次はうがいでエクササイズできます。
うがいをするときに、左右の頬、下唇と歯茎の間、上唇と歯茎の間を膨らませます。
1、2、3、4と数えながら、リズムよく行うのが大切です。
それを2回繰り返したら、最後に顔全体をまんべんなく膨らまして完了です。
笑ジワが気になる方は、この方法でリセットできます。
★唇回転エクササイズ
唇をしっかりと字、口の中で舌を大きくグルグルまわします。
このとき、口元が上下に伸びる状態をイメージします。
同じ方向を2回おこない、次に逆回りで2回。合計で4回程度、行いましょう。
この方法は、忍者が口臭良く性のために行っていたと言われています。
お口のニオイが気になる方にもおすすめです。
また、口の中の動きに合わせて、目の動きも同じようにグルグルと動かすと、目のリラックスにもつながって効果的です。
表情筋を鍛えると、ほうれい線はもちろん、顔のしわやたるみにも効果があります。だから、アンチエイジング効果が高いです。
リフトアップ効果も期待できる、という意味でも魅力的です。
エクササイズはピンポイントに、気になる部分を改善できるのが素晴らしいところです。
エクササイズをするときは、どの部分を引き締めたいのかを意識しながら行うと、さらに効果が高まります。
スキンケアにしても、エクササイズにしても、意識しながら行うのと、ただなんとなくやっているのとでは、もたらされる効果が異なるものです。
イメージでもいいので、自分がなりたい姿を想像しつつ、行うことが大切です。
また、一度だけではなく、続けて行って、日常化するのも大切なことです。
そのためには、あまり最初からハードな計画を立てず、できるときに、できるだけエクササイズをする、くらいのスタンスが良いでしょう。