肌断食で肌に異変が起きたらどうする?

肌断食は、メイクやスキンケア化粧品を絶ち、お肌に害を与えないようにして、肌の状態を回復させ、肌が本来持っている美肌力を高めるための方法です。

メイクはともかく、毎日やってきたスキンケアを、いきなりやめてしまうのは抵抗があるかもしれません。

そのあとには美肌が待っているとわかっていても、抵抗があります。

また、肌断食を始めると、肌に異変が起きてしまうので、そこでも動揺してしまいます。

肌断食をはじめると、それまで化粧水やクリームでごまかされていたお肌が、むきだしの状態になります。

本来の肌の状態があらわになります。

バリアが壊れてしまい、ボロボロの肌は、むきだしになると乾燥してしまいます。

粉っぽくなり、細かいしわも目立ちやすくなります。

肌表面がカサカサしたり、肌色にむらが出たりしてしまうこともあります。

こういうのを見ると、

「わ、肌断食をしたら肌状態が悪化した!」

と思ってしまいがちです。

しかし、この状態は、決して肌が悪化したせいではありません。

スキンケアをしていたころは、美容液やクリームで肌表面を覆っていました。

そして、肌断食にしたことにより、肌の本当の姿があらわになります。

それが、カサカサや粉ふき、色むらとして表れてしまっているのです。

なのに、このような状態になると、ほとんどの人は、「普段のスキンケアをやめたからだ!」と思ってしまいます。

「肌断食は私のお肌には合わないんだ!!」

と思う人もいるでしょう。

しかし、そんなことはないのです。

肌にスキンケア化粧品で栄養分を与えないことを肌断食と言います。

食べ物を食べないのは断食です。

この、断食をしたことがある人は、わかると思いますが、はじめてしばらくすると、頭痛や気分が悪くなったりするものです。

これは「好転反応」というものです。

体が変化しているきざしであり、正常で、良い変化です。

しかし、頭痛がしたり、気分が悪くなってしまったりすると、体調を崩してしまうと思ってしまいがちです。

断食による好転反応はしばらく続けているとおさまり、そのあと健康に良い影響が表れてきます。

肌断食も同じです。

なので、肌断食をして、肌に異変が表れたからと言って、肌の状態が悪化している、というふうにはとらえないでください。

それは副作用ではなく、スキンケアをさぼってしまったことでもありません。

好転反応です。

新しい健康な肌が、バリア機能を回復すれば、おさまっていきます。

この時期を乗り越えれば、肌の状態は落ち着いてきます。

かさかさしていた乾燥の状態もおさまってきて、うるおいとつやが出てきます。

だから、好転反応が出てきたときに、すぐ肌断食をやめてしまわないようにしましょう。

肌断食はニキビ肌やオイリー肌、乾燥肌、敏感肌の改善として、特に効果を発揮する美容法です。

いろいろなスキンケア化粧品を試したけれど、なかなか肌状態が良くならない・・・という方は、肌断食にトライしてみましょう。

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