脱毛というと、医療レーザー脱毛と光脱毛を思い浮かべる方がほとんどだと思います。
でも脱毛には、昔メインで行われていた電気針脱毛という方法もあるんです。
今でも、一部の医療機関で受けることができます。
利用方法によってはお得な、電気針脱毛についてご紹介します。
★医療機関で行われている電気針脱毛とは?
電気針脱毛とは、絶縁針と呼ばれる極細の針を使った脱毛のこと。
絶縁針を毛穴に入れて電流を流し、毛根部分にある毛乳頭を破壊します。
毛乳頭は、毛を生やす元となる毛母細胞に栄養を運ぶ役割を持っている組織。
この毛乳頭が破壊されることで毛母細胞に栄養がいかなくなり、毛が生えなくなるんです。
絶縁針の効果は医療レーザー脱毛や光脱毛よりも高く、効果は永久的だと言われています。
ただ、電毛気針脱毛は全ての毛に効くわけではありません。
毛が生え変わるサイクルには成長期、退行期、休止期の3つがあるのですが、電気針脱毛が効果を発揮できるのは成長期の毛だけ。
成長期以外の毛は毛乳頭が毛根と離れてしまっているため、電流を流しても毛乳頭を破壊することができません。
そのため電気針脱毛は、成長期の毛に行う必要があります。
★電気針脱毛のメリット
電気針脱毛のメリットは、脱毛効果が高いところ。
永久脱毛と呼べるのは、現在電気針脱毛だけとなっています。
体のいろんな部位を脱毛できるというメリットもあります。
医療レーザー脱毛や光脱毛と違い、電気針脱毛は色素に関係なく脱毛をすることができます。
そのため、色素沈着している部分の脱毛も可能。
1本ずつ脱毛していくため、数本だけ脱毛したい場合、細かい部分の脱毛をしたい場合にもオススメです。
★電気針脱毛のデメリット
電気針脱毛のデメリットは、痛みが強いところ。
毛穴に針を入れる時の痛みはほとんどありませんが、電流を流す時に強い痛みがあります。
電気脱毛をする時にはピンセットでつまめるくらいの毛の長さが必要なため、脱毛前には毛を生やさないといけません。
1本1本手技で脱毛していくため、毛の本数が多いと時間もお金もかなり高くなってしまうというデメリットもあります。
これらのデメリットがあるため、医療機関では医療レーザー脱毛が主流となっています。
医療レーザー脱毛後に毛が数本残った場合、色素沈着している部分の脱毛を行いたい場合などに、補助的に電気針脱毛を行う人が多いようです。
電気針脱毛に興味のある方は、電気針脱毛を行っている医療機関を探してカウンセリングを受けてみてくださいね。