クマをクリニックで治す

セルフケアをしていても、どうにも効果が表れない、どうしても気になる、というときは、クリニックでクマを治療してもらうという方法もあります。

それぞれの性質に合わせた治療が受けられます。

★黒クマの特徴
筋肉の衰えにより目の下の脂肪が出て、その下に影ができてクマになる

★茶クマ
紫外線や摩擦による刺激が色素沈着を起こしてクマになる

★青クマ
血行不良や皮膚が痩せたことにより毛細血管が透けて見えてクマになる

こうした特徴をとらえ、クリニックで以下のような治療を行っています。

~黒クマの治療法~

★経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)

ふくらみの原因となっている脂肪を、下まぶたの裏から取り出して減らします。

切開するのはまぶたの裏側なので、表側に傷跡は残りません。

翌日からメイクもできます。

★経結膜的眼窩脂肪移動術(けいけつまくてきがんかしぼういどうじゅつ)

下まぶたの裏を切開します。

しかし経結膜脱脂法と違い、脂肪を除去するのではなく、くぼんだ影の部分に移動させることで、目元の影をなくします。

仕上がりは自然でフラットな感じになります。

★ヒアルロン酸注入

目の下のたるみがそれほどでもなくて、目の下が全体的にくぼんでいるときに、ヒアルロン酸を注入し、目の下にふくらみをつけ、黒クマを解消します。

★脂肪注入

目の下のくぼみに自分のお尻や大臀部から吸引した脂肪を注入します。

自分の脂肪なので、アレルギー反応がなく、ヒアルロン酸注入と違い、効果が半永久的に続きます。

~茶クマ・青クマの治療法~

★レーザー治療

QスイッチグレーザーやQスイッチルビーレーザーなど、メラニンなど黒い色素に反応するレーザーを茶クマに照射。

レーザーが表皮にはたらきかけることで、古い角質が除去され、ターンオーバーが促進され、色素沈着による茶クマが改善されます。

★ヤグレーザーピーリング

ピーリングにより、古い角質をはがれやすくします。

さらに、熱作用でコラーゲンを増やします。

肌にハリがもたらされるので、たるみ改善、ターンオーバー改善の効果があります。血流も促進されます。

★ライムライト

幅広い波長の光のあるライトで、顔全体に複数回照射すると、茶クマのシミ、くすみを解消できます。

★ケミカルピーリング

弱い酸を使って古い角質をはがし、ターンオーバーを早め、メラニン色素の排出を促してシミやくすみを解消します。

★イオン導入

微弱な電流を流し、有効成分を皮膚の深部まで浸透させます。

高濃度ビタミンCの導入はメラニンの産生を抑えるので、茶クマ解消に効果的です。

ビタミンEを導入すると、毛細血管の血行が促進するので、青クマに効果的です。

これらの治療法は、必ずしも全ての方に効果のある治療というわけではありません。

クリニックでの治療を考えるときは、まず医師にクマの状態を診断してもらい、医師の指示に従うようにしましょう。

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