白い歯って、魅力的です。
にこっと笑ったとき、真珠のような輝きの白い歯がのぞいたら、それだけで好感度がアップしますよね。
ドラッグストアなどで、歯を白くする歯磨き粉やジェルなどが、売られるようになりました。
ふつうの歯磨き粉だと、歯を再石灰化する、とか、歯垢をしっかり落とす、というのがおもなテーマになっています。
けれどもこちらの歯磨き粉は、歯を白くすることを主眼に置いています。
なにをかくそう、私が使っている歯磨き粉も、ホワイトニングの作用があるとされる歯磨き粉です。
リンゴ酸という成分を配合しています。
リンゴ酸って、十円玉を白くする実験とかで使われているやつですよね。
リンゴ酸を薄めた水の中に、使い古した十円玉を入れ、しばらく放置し、ふき取ると、驚くほどピカピカ、新品同様の色になります。
そういうのを見ると、リンゴ酸って一定のホワイトニング効果があるんじゃないのかなあ、と思ってしまいます。
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審美歯科などで、歯のホワイトニングを行うことができます。
しかしそういうのは、たいていの場合保険がきかず、治療費が高額になるのが通常です。
歯をホームケアできたら、嬉しいですよね。
費用も節約できるだろうし、自分のおうちで、好きな時にできるというのは良いです。
そこで、歯を白くすると謳う歯磨き粉について、詳しく見ていきたいと思います。
歯磨き粉で歯を白くすることは可能である。というテーゼは、ある意味では正解であり、ある意味では不正解です。
歯の色が黄色かったり、茶色かったりする人の中には、着色によって歯の色が変化してしまっている、というパターンが考えられます。
着色とは、濃い色の食べ物、飲み物が歯にこびりついてしまう、ということです。
紅茶、コーヒー、ウーロン茶、赤ワイン。
カレーやケチャップを使用した料理など。
こうした色の濃いものは、歯につきやすくなります。
歯に着色すると、なかなか自分の歯磨きではとるのが難しくなります。
そこで、歯を白くする研磨剤を多く含む、歯磨き粉が視野に入ってきます。
研磨剤が入った歯磨き粉って、じゃりじゃりした粒が入っていますよね。
歯磨きするとき、この粒でこすることにより、着色した汚れを落とそう、というのが研磨剤入り歯磨き粉のねらいです。
茶色や黄色の着色汚れを落とし、本来の歯の色が出てくると、歯が白くなってきます。
研磨剤が多く含まれている歯磨き粉ほど、歯を白くできる、と言われています。
これには、こうした理由があるんですね。
歯磨き粉に研磨剤が入っていると、歯にこびりついた汚れを、より多く落とすことができます。
しかし、研磨剤入り歯磨き粉を毎日使うのは、おすすめできません。
研磨剤には、汚れを落とす一方で、歯の表面に小さな傷をつくってしまう、という特徴があります。
だから、こうした歯磨き粉で毎日歯を磨いてしまうと、歯の表面に細かい傷がたくさんできてしまいます。
大切な陶器を洗うときに、クレンザーで洗う人はいないはず。
それと同じで、大切な歯だからこそ、研磨剤の使い過ぎは避けるべきなのです。
本当に必要な時だけ使いましょう。