しみはどうしてできる?

ある日突然、鏡を見たときに発見してしまう、しみ。見つけた瞬間って、気分が滅入りますよね。

「もっと日焼け対策しておけばよかった・・・」と思っても後の祭りです。

しみを見つけてしまったら、正しい対策を早期にとって、なるべく目立たないようにしたいですよね。

しみは、時間が経つほど濃くなりにくくなります。

だから、見つけたら落ち込んでいる時間はありませんよ。

すぐにしみ対策に乗り出しましょう。

スポンサード リンク

しみはどうしてできるのでしょうか。

それは、お肌の色を作る、「メラニン」という色素のしわざです。

「しわざとはいっても、体にとって悪いことをしているわけではありません。

あなたの体を守るために、メラニンは働いているのです。

メラニンは、肌細胞を紫外線の害から守るためにはたらいています。

紫外線を浴びると、肌が傷つかないように、色素をつくって、お肌をガードしているのです。

でも、そのメラニンがつくられすぎてしますと、しみやそばかすの原因になってしまいます。

具体的に言うと次のような仕組みでしみやそばかすはできます。

①肌が紫外線などにより刺激を受けます。

②表皮の一番下にある「メラノサイト」という、メラニン産生細胞のチロシンというアミノ酸が、ドーパキノンという物質に変化します。

さらに、ドーパキノンは黒色メラニンに変化します。

③黒色メラニンが過剰につくられると、その部分が表面にあらわれてシミになります。

ところで、しみとそばかすは混同されやすいですが、特徴がちょっと違います。

できる過程は、メラニン色素の増加によるものだということは同じです。

しかしシミは、30代以降の女性に多く、そばかすは遺伝的要素が強いという特徴があります。

シミの場合、女性ホルモンが関係しているという説もあります。

一度できてしまったシミは、放置しておくと、もっと濃くなってしまうことがあるので注意です。

お肌は年齢を重ねるごとに老化するものです。

それに従い、シミもだんだん濃くなって、増えていく可能性は高いです。

ストレスや肝臓の病気、体質などによってシミができることもあります。

紫外線を日常的に浴びることが多い人は、それだけシミができやすいので注意です。

シミができたとしても、ターンオーバーがちゃんと働いていれば、やがて剥がれ落ちてなくなります。

なぜかというと、肌細胞は新陳代謝を繰り返して、一定期間ごとに生まれ変わっているからです。

できてしまったシミも、これによって、お肌の表面から剥がれ落ちて、だんだん薄くなります。

でも、年齢、ビタミンC不足、睡眠不足などの要因があると、代謝が落ちてしまいます。

そうすると、シミが残りやすくなってしまいます。

また、紫外線をたくさん浴びているような毎日を続けていると、ターンオーバーが追い付かなくて、お肌に残りやすくなります。

シミの対処では、紫外線を浴びすぎないようにするのがとても大切です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。