アイケア用アイテム、顔全体に使ってもいいよね?

目元専用の美容液やクリームが発売されています。

顔全体に塗るタイプの美容液やクリームと違い、
アイケア用のものは、高価です。

それに、
リッチな成分がたっぷり入っているイメージです。

だからこれを、
顔の肌全体に塗れば、もっと美肌効果が出るのでは? 
と思ってしまいがちです。

でも、
必ずしも、抜群の効果を発揮してくれる、
というわけではないことを知っておきましょう。

スポンサード リンク

ポイントケア製品は、濃厚なテクスチャーになっています。

すごくリッチなイメージのある美容液だし、クリームです。

少量で、それなりの価格になるものもあったりします。
だから、
これを顔全体に塗れば、すごく美容効果が出そうな気がします。

しかし、
顔全体に塗っても、必ずしも、
期待するような効果が得られるわけではありません。

もちろん、大きな問題が出るわけではありません。

でも、
目元用クリームを顔全体に塗ったからと言って、
劇的な効果は期待できないのです。

なぜなら、部分用の化粧品は、
その部分の皮膚の特徴を踏まえてつくられているからです。

アイケア用化粧品なら、
目元の性質を踏まえてつくられているし、
口元ケア用化粧品なら、
口元の性質を踏まえてつくられています。

目元用のスキンケア化粧品を例にとってみましょう。

目元は頬などに比べて、皮膚が薄いです。

しかも、動きが激しくて、乾燥しやすいです。

だから、
一般的に顔全体に使う用のものよりも、
油分を多めに配合しています。

これを顔全体に使ってしまうと、
べたついてしまうおそれがあります。

また、
過剰な油分により、
ファンデーションをつけたときに、
ヨレの原因になってしまうかもしれません。

メーカーによっては、
どこに使っても特に何も支障が起きないものもあるでしょう。

でも、
パーツ用スキンケア化粧品は、
あくまでパーツ用です。

その部分に使うのが、最も効果を発揮しやすいのです。

一番避けたいのは、
古くなったポイント用基礎化粧品を、
「古くなったから一気に使おう」
と思ってべたべた塗ってしまうことです。

ドレッサーの掃除をしていて、
いつのものか分からないような古いスポット用アイクリームを発見。

もったいないから、今日全部使ってしまえ! 
というパターンなどが考えられます。

でも、こういう使い方は避けましょう。

スキンケア用の化粧品は、
大切な素肌に直接、つけるものです。

古いものをお肌に塗ってしまうと、
酸化していたり、
古くて変質してしまっているおそれがあります。

キレイになれるはずが、
思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまい、
激しく後悔する・・・なんて事態になりかねません。

それなりの料金を払って購入したものですから、
残っているのに捨ててしまうのはもったいないです。

でも、
そのあと余計に後悔してしまわないように、
心を鬼にして、
処分することをおすすめします。

プラスαの新しい化粧品を買うと、
最初は良くてもだんだん面倒で、
使わなくなってしまうことがありますが、
「買ったら使いきる」ことをモットーにすると、
こういうもったいない事態も避けられますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。