角質は悪者じゃない

ピーリングは、
お肌に溜まった角質を落としてくれるものです。

ファンデーションのノリが悪いとか、
肌の色がくすんでいる
というようなお悩みをお持ちの方は、
ピーリングをすると、
驚くほど肌状態が良くなることに気づくでしょう。

ピーリングは、
クリニックで行うケミカルピーリングのほか、
おうちででいるピーリングもあります。

おうちでできるピーリングは、
化粧品だったり洗顔料だったりします。

市販のものは、
トラブルを避けるために、低刺激にできています。

だから、
ピーリングの効果は低いですが、
とりあえず安心は安心。

クリニックのケミカルピーリングは、
お医者さんが取り扱うので、
高濃度の薬液でピーリングが可能。

もちろん、
それだけピーリング効果も上がります。

シミやニキビを消したい、というときは、
ケミカルピーリングがおすすめです。

お医者さんがあなたの肌状態を見て、
もっとも適した量と方法でピーリングしてくれるので、
これも安心できます。

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ピーリングをするときに、
まず抑えておきたいのは、
「角質はお肌に必要なもの」という認識です。

ピーリングは、
角質を落として肌を再生させるためのものです。

しかし、
落とすのはあくまで、古くなって不要になった角質。

角質は、
なんでもかんでも悪いものではなく、
体にとって必要なものもあります。

むやみに角質をとってしまうと、
大変なことになってしまうかもしれません。

あくまで、
余分な角質だけを取り除くようにしたいです。

しかし、
角質をとにかく、たくさん取りたい! 
と願い女子が多いことも事実です。

また、
宣伝でも、
どんどん落とすことを美学みたいにあおってしまっているので、
落としまくらないといけないような気になってしまいます。

でも、そんなことはありません。

過剰な角質ケアをしてしまうと、
逆にお肌を傷めたり、
肌トラブルを引き起こしてしまうおそれがあります。

間違った角質ケアをしてしまわないためにも、
正しい角質ケアと、
ピーリングの方法を知っておくことが大切です。

特に、
自分でピーリングをするときは、
とりわけその知識が必要です。

肌は、
ターンオーバーのサイクルにより、
常に生まれ変わっています。

皮膚の奥から新しい細胞が生まれ、
少しずつ、肌の表面、上のほうに押し上げられていきます。

角質層まで行くと、
あかとなってはがれおちていきます。

それがターンオーバーです。

ターンオーバーが正常に働いていれば、
お肌をキレイな状態に保つことができます。

また、
角質層の皮膚は、
外部の刺激からお肌を守るという役割を果たしてくれます。

角質はこのように、お肌を守ってくれるものなのです。

しかし、
角質がはがれることなく、
ずっとお肌に残ってしまうことがあります。

すると、
角質層はどんどん厚くなり、
カサカサになってしまいます。

ひじやひざ、かかとなどの角質が厚いのは、
皮膚が乾燥しているからです。

古い角質が蓄積すると、
肌の透明感がなくなり、
かさかさに硬くなります。

このようになったら、
ピーリングで角質オフしてあげる意味はあります。

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