テレビに出ている女優さんは、いつ見てもキレイですが、これは光を当てたりして、シワなどを目立たなくしていることも多いものです。
それと同じように、メイクで光が当たるようにして、ほうれい線を目立たなくすることが可能です。
ほうれい線とはシワであり、影の部分です。
この影の部分をなるべく明るくして、影を目立たなくすることが重要です。
影を目立たなくするためのメイクテクニックをご紹介します。
★コンシーラーで消す
化粧下地を塗ったら、ほうれい線の上に、明るめのリキッドコンシーラーをのせましょう。
ほうれい線に対して垂直にのせていきます。
1本の線で描くのではなく、5か所くらいに分けてのせていくのが良いです。
そのあと、スポンジでごく軽く叩きながらなじませます。
上から下に、縦にスポンジを動かしてなじませます。
最後はパウダリーファンデーションで仕上げます。
ほうれい線を隠したいからと、ファンデーションを厚塗りしてしまう人がいますが、これは逆効果です。
厚化粧は、ほうれい線を目立たせてしまいます。
むしろ、ファンデーションを薄づきにしたほうが、目立ちにくくなるのです。
他の部分よりも薄く塗るようにしましょう。
★ハイライトを入れる
ハイライトを入れると、顔色が明るくなります。
ハイライト選びでは、なるべく明るい色のカラーを選ぶのがポイントとなります。
ほうれい線ができるのは、顔の中でもよく動く部分です。
だから、なるべく柔らかいテクスチャーのものを選びましょう。
つけたいところに、ピンポイントでのせられる、筆ペンやチップタイプを使うと良いです。
★アイメイクをしっかり行って目線を上に向ける
メイクをするときは、どうしても意識がほうれい線のほうにいってしまいます。
だから、ほうれい線対策にばかり時間をとられてしまい、ほかのところのメイクがおろそかになってしまうことがあります。
しかし、このようなやり方をしていると、余計にほうれい線を目立たせてしまうかもしれないので注意です。
気になる部分に目を向けられないように、なるべく視線を上に向けることが大切です。
そのために、アイメイクに時間をかけましょう。
目元を強調することで、見ている人の意識は上に向いていきます。
だから自然と、ほうれい線に気付かれにくくなるのです。
ほうれい線が気になりだしたらあえて、アイメイクをしっかり行うようにしましょう。
メイクは、気になる部分を隠してくれるとても便利なアイテムです。
テレビの女優さんのように、いつも光で照らしてもらうことはできないけれど、メイクで影に光が当たるように工夫して、ほうれい線を目立たなくすることは可能です。
この技を、最大限にして、若々しい見た目をキープしたいものです。
もちろん、メイクで隠すのと同時に、ほうれい線対策のケアも行うべきです。
スキンケアとエクササイズで、ほうれい線を根本から目立たなくようにしたいですね。