年齢肌の最初のサイン、たるみはすぐに発見して、改善したいですよね。
たるみを放置していると、それがいずれはしわへと変化していきます。
たるみの状態なら、まだ肌が下に下がっている状態です。
しかしそれがずっと固定化されていると、シワとなって、顔に刻み込まれてしまいます。
しわになってしまったら、消すのはとても大変になります。
だからこそ、たるみの段階で改善しておきたいのです。
年齢と共に、肌のハリは失われてきます。
だから、若いころと比べると、顔のラインに変化が現れます。
これまでになかった場所に、線ができてしまうことがあります。
この線があるのとないのとでは大違い。
あるだけでずっと老け顔に見えてしまいます。
肌のハリ不足を放置しておくと、その線の前段階である、たるみが引き起こされます。
ここに段階で素早く見つけ、ケアできるかが境目です。
顔の中で、たるみができやすい場所があります。
これらの部分にしっかり気を配っておくことで、すばやく察知できるようになります。
たるみができやすい場所は以下の4つ。
①涙袋ライン
②ほうれい線
③マリオネットライン
④フェイスライン
①涙袋ライン
涙袋があると、目元がチャーミングになります。
涙袋とは、目の下にあるふっくらとした部分のことです。
「愛され相」ともいわれています。
だから、若いころはそれが魅力だったりするのですが、年齢を重ねると、それが逆にあだとなります。
ふっくらしている分、重みがあるので、たるみが起こりやすいのです。
②ほうれい線
ほうれい線は、笑ったときにくっきり出てくるものです。
若い頃なら、ほうれい線がチャームポイントになることもあるでしょう。
でも、年齢を重ねるにつれ、ほうれい線部分のハリが失われていきます。
ラインがぼんやり、あいまいになってくると、老け顔を強調してしまいます。
③マリオネットライン
口角から下に向けて伸びるラインです。
深く刻まれるようになると、腹話術の人形のようになってしまいます。
マリネットラインができるのは、口の周りの筋力が低下して、口角が下がっているのが現認です。
普段からへの字口になっている人は、マリオネットラインができやすいので要注意です。
マリオネットラインができると、不機嫌な顔に見えてしまいます。
普通の顔をしているのに、「なんだか怒ってる?」「なんだかこの人、気難しそう」と敬遠されてしまうこともあります。
④フェイスライン
年齢を経るにつれて、顔全体のラインもぼんやりしてきます。
肌からハリが失われて、皮下脂肪の重さに耐えられなくなり、垂れ下がってしまうのです。
シャープなラインは、年をとるごとにキープするのが難しくなります。
フェイスラインのたるみが加速すると、二重あごにもなりやすくなるので注意。
太ってないのに二重あごに見えてしまうなんて、イヤですよね。
毎日鏡をチェックして、①~④の部分にたるみが起こっていないか、チェックしましょう。