お肉やお魚といった、タンパク質が主体の主菜と違い、副菜はお野菜が中心です。
抗酸化物質をたっぷり含む食べ物を副菜にとりいれると、抗酸化予防に役立ちます。
抗酸化物質が体内で増殖すると、体が錆びつきやすくなります。
放置していると、生活習慣病やがんを引き起こす要因にもなるという活性酸素。
活性酸素のはたらきをコントロールして、健康を維持したいです。
活性酸素を除去する方法は、体内の抗酸化酵素を活性化させることと、食事から抗酸化物質を摂取することです。
抗酸化作用のある副菜レシピをご紹介します。
~かぼちゃとじゃがいものローズマリー風味~
ローズマリーには、抗酸化作用があります。
だから料理に取り入れれば、抗酸化作用が高まるのです。
カボチャとローズマリーだけでの組合わせでもいいのですが、ジャガイモを加えると、コクが出てまた、いい感じです。
さらに粉チーズをプラスすると、満足感が高まります。
★材料(3人分)
・かぼちゃ1/4個
・じゃがいも小2個
・ローズマリー5房
・粉チーズ大さじ2
~作り方~
①カボチャとジャガイモを厚さ3~5mm程度に切って、電子レンジにかける
電子レンジでカンタンゆで野菜をつくります。
チンする時間は1~2分ほど。
②フライパンにオリーブオイルをしき、①を入れて焦げ目がつくまで焼く
③火が通ったら塩コショウで味を調え、粉チーズとみじん切りにしたローズマリーを入れて混ぜ合わせる
ローズマリーは、多く入れすぎると、クセが強すぎるので、ほどほどに加えるのがコツです。
フライパンは、なるべく大きめのものを使うほうが、火を通しやすくなります。
~春菊のくるみ和え~
これからの季節、おしいくなる春菊をつかったレシピです。
緑黄色野菜である春菊と人参には、抗酸化作用であるカロテノイドが豊富に含まれています。
また、くるみにはビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用が強力なことで知られているビタミンです。
★材料(1人分)
・春菊3本
・ニンジン2cm
・くるみ5g
・しょうゆ小さじ1
・砂糖小さじ1
~作り方~
①春菊を5cmに、ニンジンを短冊切りにして、さっとゆでる
②くるみを軽く炒る
③すり鉢に移し、粒がなくなるまでする
④③にしょうゆと砂糖を加えてのばし、①を加えて、できあがり
くるみをするのがタイヘンなら、ゴマを使っても良いでしょう。
ゴマなら、スーパーマーケットですりごまが売られているので、カンタンに用意できます。
ほうれんそうとニンジンのごま和えはポピュラーですが、春菊を使ってみるのが新しい。
いつもと違う味が楽しめそうです。
春菊は冬が旬なので、とてもおしいくいただけます。
美味しいうえに、栄養価も高くなっているので、より嬉しいですね。
「今日のおかず、なんか物足りないな~」というときに、副菜として添えてみると良いですね。
毎日の食事から抗酸化物質を多く摂取して、ずっとゲンキでいたいですね。