アンチエイジングの敵:無表情な生活

現代人は、運動不足を感じることが多いかもしれません。

でも、体の運動不足は感じていても、顔の筋肉の運動不足については、あまり気にしない方が多いようです。

疲れ顏、老け顔が気になるという方、実はその原因は加齢ではなく、運動不足が主要な原因なのかもしれませんよ。

顔の運動不足を解消して、脱・老け顔を叶えましょう!

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以下の項目に2つ以上当てはまる場合、顔の筋肉が運動不足に陥っている可能性があります。

・口角を上げて笑うことができない
・表情がこわばって口がうまく回らないことがある
・長時間うつむいてスマホや携帯を見ている
・テレビやPCなどを長時間見ている
・前日の疲れがなかなかぬけない
・気付くといつもうつ伏せになっている
・眉間のしわ、ほうれい線が気になっている
・顔が平面的になってきた
・やせないのに頬がこけている
・猫背だ

顔には表情筋という筋肉がついています。

使わなければ表情筋は、体の筋肉と同じく、衰えていきます。

顔の筋肉は皮筋と呼ばれていて、頭蓋骨に乗っているだけの状態です。

筋力がなくなると、重力や皮膚の重さに耐えられなくなり、地滑りしていって、たれてしまうのです。

表情筋は体の筋肉と違い、1つ1つがとれも小さく、繊細です。

体の大きな筋肉を動かして鍛えるのには時間がかかりますが、顔の筋肉は小さいので、すぐに効果が表れやすいです。

深い呼吸を行いながら、伸縮させていると、血液やリンパの流れが改善され、短い期間で弾力を取り戻せます。

普段あまり意識して顔の筋肉を動かしていない、無表情でいることが多い、という方は、特に顔全体の筋肉を活性化する「あいうえお体操」が効果的です。

~アンチエイジングに効くあいうえお体操~

あいうえお体操は、普段意識することのない筋肉を感じながら使っていくことが大切です。

自然呼吸をしながら、丁寧に、ゆっくりと動かしていきましょう。

「あ、い、う、え、お」と声に出して1呼吸ずつ、大げさにポーズを作って発音します。

鏡を見て、左右のバランスを確認しながら動かしましょう。

①口を大きく開き、頬を上げながら「あ」と発音

②口角をしっかり横に開き「い」と発音

③口をすぼめて「う」と発音

④口角をできるだけ上げながら「え」と発音③鼻の下をぐーっと伸ばして「お」と発音

あ、い、う、え、お、という文字と文字のつなぎは1文字1文字区切るのではなく、スローモーションで動かしていきましょう。

顔の筋肉を気持ちよく、上下左右にストレッチできていることを確認しながらエクササイズするのがポイントです。

あいうえお体操は、1個球ずつゆっくり発音したとしても、かかる時間はせいぜい数十秒です。

マスクをしながらでもできるので、通勤中などにこっそり体操するのを習慣にしてもいいですね。

夜、眠りにつく前にするのも良いでしょう。

忙しい毎日だからこそ、スキマ時間を活用して、上手にアンチエイジングしたいですね。

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