夏の暑い季節が終わり、紫外線からも解放されるなんて思っている人は多いのではないでしょうか。
もちろん夏はとても強い日差しがあり、UVケアをしっかりしなくては日焼けや、シミ、ソバカスといったものの原因となります。
では、冬はどのくらいの紫外線があるのでしょうか。
★冬の紫外線
冬の紫外線は夏の紫外線の5分の1と言われています。
冬の寒さの中のポカポカ日和に、外で日なたぼっこしていれば、それだけで紫外線にさらされているといえます。
夏の5分の1だろうが紫外線なのです。
夏よりも穏やかではありますが、冬であろうが、紫外線は紫外線です。
紫外線を浴びればもちろん、日焼けもしますし、シミ、ソバカスもできてしまいます。
つまり、夏であろうが冬であろうが、UVケアが必要だということです。
日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションを使用したり、こまめに日焼け止めを塗る習慣を身につけておきましょう。
夏ほど強い紫外線ではないので、強力な日焼け止めはいりません。
冬の日焼け止めはSPF、PA数値の低いものがおすすめです。
★SPF、PAとは?
SPF、PAとはなんのことだか知っていますか?
これは日焼け止めの度合いを表す数値です。
SPFとは紫外線B波を防ぐ数値の大きさを表す単位のことであり、1SPFで20分の間、紫外線B波から肌を守れるといわれています。
SPFの大きさは現在、「50+」が最高数値で、約8時間20分の間、肌を紫外線B波から守ることができるということになります。
PAとは、紫外線A波を防ぐ数値の大きさを表す単位のことであり、SPF*とは違い数値ではなく「+」の量で表します。
現時点でPA+~PA++++までの4段階が設定されております。
+の数が多いほど紫外線A波から肌を守る時間が長くなります。
★冬用は保湿成分配合のものを
また、冬に使用する日焼け止めは、保湿成分の配合されているものを選ぶということも大切です。
冬は空気が乾燥しており、それに伴い、肌もとても乾燥しやすくなっています。
日焼け止めは肌質や環境によっては、肌に負担になってしまいます。
例えば、冬の乾燥しがちな肌に使用することで、肌がより乾燥しやすくなってしまいます。
そういった場合には日焼け止めを使用するのではなく、化粧下地やBBクリームに日焼け止めの役割がプラスされたアイテムを使用し、冬の日焼け対策をすることがおすすめです。
以上のことより、冬であろうが油断は禁物です。
しかし、冬は夏に比べ露出も少なく、日焼けに対する意識も薄れてしまいがちです。
しかし、この時期のケアで春夏の肌が決まってくるといえるでしょう。
より透明で美しい肌でいるためにしっかりとケアしましょう。