インド式美容 アーユルヴェーダとは

健康や美容に意識的な方や、関心が高い方ならば一度は耳にしたことがある言葉、アーユルヴェーダ。それでは一体、アーユルヴェーダとは一体何でしょうか。
今回は、そんなアーユルヴェーダについて、お話し致しましょう。

スポンサード リンク

★アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダとは、「生命科学」という名前を持つ、インド・スリランカ発祥の伝統医学です。アーユルヴェーダでは、5000年以上前から人間そのものについて研究が行われてきました。

各個人に適した食事の種類や人間関係などの内面に至るまで人間を多角的に見つめ、今日では医学に留まらず美容や人生哲学としても知られています。

★アーユルヴェーダの美容法
それでは、アーユルヴェーダは、美容法において、具体的にどのような考え方を持っているのでしょうか。

•食べ物が体を作る
まず始めに、日々口にする食べ物が体を作るという考え方です。美容面から言えば、肌も例に漏れず、良い食事が美肌を生み悪い食事で肌が荒れてしまいます。

体に合わないものや食品添加物ばかりを食べると、体内に毒が溜まりますが、アーユルヴェーダではこのことを「アーマが溜まる」と言います。

アーマが溜まると、疲れやすい体になり、気分も憂鬱になります。このような状態になったら、食後に白湯を飲み、胃腸を休ませましょう。

•水分補給
水をたっぷりと摂ることによって、体内に溜まった老廃物を外に押し流す効果があります。一日に1.5ℓを目安に水を飲みましょう。

重要なのは、お茶やジュースなどでは代わりにならないということです。水を飲み、適度な運動による発汗と尿によって水分を体外に出しましょう。

•オイル
アーユルヴェーダでは、人間の体質を以下の三種類に分類し、体質ごとにオイルを使い分けるという習慣があります。(細かな分類については、診断を受けることをおすすめします。)

・ヴァータ体質

太りにくく、瘦せ型の人
肌は乾燥気味
じっとしていることが苦手である割に疲れやすい
気分にムラあり
塩分の多いものを好む

合っているオイルは、セサミオイルなどのもったりとしたもので乾燥にも有効な他、心を落ち着かせる効果もあります。

・ビッタ体質

中肉中背型
汗をかきやすく、暑さに弱い
心穏やかで、人との衝突が苦手
さっぱりとした食べ物を好む

合っているオイルは、ココナッツオイルなどのさらりとしたもので上がりすぎる体温を下げる冷却効果があります。

・カパ体質

太りやすい体質の人
動きもゆったりとしている
代謝が滞りやすく、冷え症の人が多い
精神的には安定している
炭水化物と甘いものを好む

穀物オイルなどで体を温め、冷えを取ることが肝要です。

アーユルヴェーダは奥深い世界なので、まだまだ語り尽くせない部分がたくさんあります。この記事が学ぶきっかけとなれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。