基礎化粧品の適量を知る

いつものスキンケア化粧品、
どれくらいの量を手に取っていますか?

全ての基礎化粧品には、
「適量」が示されています。

これは、
どのくらい使ったらいいのかを示す目安。

よく、
「サクランボ1個くらい」とか、
「パール1つ分」などと書かれていますよね。

こうした「適量」は、
最大公約数的な「適量」で、
目安にはなりますが、
あなたのオンリーワンの適量ではありません。

しわやたるみ、くすみのない美肌をつくるためには、
あなただけの適量を知る必要があります。

スポンサード リンク

例えば、
雑誌の料理のレシピ通りに料理をつくったとしましょう。

お醤油は大さじ2、みりん小さじ1、など、
それぞれの分量が記載されています。

レシピ通りにきっちり計って加えて味付けをしていったけれど、
なんだかちょっと、納得いかない味になった。

そんな経験はないでしょうか?

つまり、
味覚には個人差があるため、
適量通りに作ったとしても、
自分にとってベストな味になるとは限らないのです。

レシピの適量は、
個人差を考えず、
あくまで
「だいたいの人が満足できる量」という意味でしかないのです。

まあまあの味にはなるかもしれませんが、
「美味しい」とうならせるような味には、
なかなかならなかったりします。

そこまで高めるには、
自分の好みに合ったプラスαが必要となってくるのです。

基礎化粧品でも、これはまったく同じです。

メーカーが示す適量通りに使ったとしても、
なんだか肌状態が納得いかない。

そういうときは、
「適量」が「適量」でない可能性があります。

化粧品のパッケージや取扱説明書に書かれている適量が、
適量でないとき、
自分にとっての適量に変えるには、
量を増やすか、減らすかの2つの選択肢があります。

メーカーが示す適量に満足がいかないのなら、
適量を中心として、
少しずつ量を増やしたり、減らしたりして、
自分のお肌が一番満足する水準を見つけましょう。

ひたすら、試し続けるのです。

それでは効率が悪い! というなら、コツもあります。

クレンジングや洗顔などの適量探しは、
洗うタイプの化粧品となります。

自分の適量を選ぶときは、
たいていの場合、「適量」は少なすぎるパターンが多いです。

まずは「適量」より少し、多めにとるようにしましょう。

少なめにしてしまうと、
肌のすべりが悪くなり、
こすったりして肌を傷つけてしまいます。

また、
泡立ちが十分でなくなり、
逆に肌に負担をかけてしまうことにもなりかねません。

クレンジングや洗顔の泡を、
肌にすりこんでしまわないように、
肌が直接、肌に触れない量をとって、
泡立てるようにしましょう。

少なすぎるよりも、多すぎるほうが安心です。

その代わり、すすぎはきちんと行うようにしましょう。

たっぷりのクレンジングをつけてしまい、
洗いをざっとすませてしまうと、
石けん分が残って、肌への負担になってしまいます。

洗うよりも、すすぎのほうに、より長い時間をかけるべきです。

そのとき、鏡を見ながら、
石けん分が残らないかチェックするようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。