敏感肌を改善するには、生活習慣を見直すと同時に、敏感肌に合ったスキンケアをすることがとても大切になってきます。
敏感肌の大きな要因になっているのが、肌の一番外側にある角層です。
角層は、汗と皮脂のまじりあった皮脂膜で覆われていて、これが天然の保護クリームになっています。
肌の水分を保ちつつ、肌の内部に異物が侵入するのを防いでいます。
外部刺激からお肌を守る物理的なバリアとなっているのです。
このバリアが損なわれてくると、外部刺激にすぐに影響を受けてしまいやすくなります。
これが敏感肌です。
敏感肌のためのスキンケアをして、肌バリアを復活させないといけません。
そのために、角層の内部にたっぷりと水分を蓄えられるようにしておきたいです。
そして角質細胞を健康な状態にキープするのです。
肌バリアのために必要なのが、「皮脂」「NMF:natural moisturizing factor(天然保湿因子)」「細胞間脂質」の3つの成分です。
皮脂を補う成分として、スクワランやワセリンなどがあります。
外部の刺激から肌を守って、体内の水分の蒸散を防いでくれます。
NMFを補う成分にはアミノ酸や尿素があります。
これらが、角質中の水分を保持してくれます。
細胞間脂質を補う成分にはセラミドなどがあります。
角質を強くしてくれます。
肌のバリア機能を強化して敏感肌を改善するには、これらの成分をスキンケアで補給してあげることが大切です。
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これらの成分は、市販の化粧品、医薬部外品に含まれています。
ドラッグストアに行って、調べてみましょう。
お肌の状態によって、いくつかのパターンにわかれているので、肌の状態や好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
スキンケアでは、必要な成分を補うだけではなく、洗顔やメイクのやり方も見直すことが大切です。
せっかく美容成分を補っても、洗顔やメイクで敏感肌を悪化させるやり方を続けていたら、意味がありません。
毎日やることだからこそ、敏感肌を改善できるやり方で洗顔、メイクをしたいです。
★敏感肌を改善するクレンジングや洗顔のやり方
ゴシゴシあらわず、よく泡立てて優しく洗います。
とくに、洗い過ぎには注意しましょう。
洗いすぎてしまうと、肌の健康の必要な成分まで落としてしまいます。
年齢と共に、皮脂の分泌量は減っていくものです。
洗いすぎないように、適度な洗顔を心がけましょう。
★敏感肌を改善する保湿のやり方
クレンジングや洗顔をしたら、洗浄剤はきちんと流しましょう。
そして、洗顔後はすぐにスキンケアしてうるおいを補ってあげます。
★敏感肌を改善するメイクのやり方
ボロボロのスポンジは、肌への摩擦の原因になるので、使ってはいけません。
スポンジやブラシは雑菌がたまりやすいので、こまめに洗い、こまめに新品と取り換えましょう。
毎日のケアを気を付けることで、毎日やるからこそ、敏感肌の改善効果が出てきます。