疲労を溜めない生活習慣をしていると、ちょっとくらいの負荷でも跳ね飛ばせるようになるし、メンタルケアにも良い効果を与えてくれます。
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★質の良い睡眠をとる
睡眠中は、日中とは違い、副交感神経が優位になっています。
老廃物を処理し、疲れを解消する時間です。
だから、なるべく睡眠時間は削らないようにしましょう。
とはいえ、睡眠時間がなかなかとれないことも多いものです。
そうしたときは、睡眠の質を高めるように工夫しましょう。
例えば、入浴です。
入浴すると、副交感神経を働かせて、リラックスできます。
血行が促進され、疲れを解消できます。
38~40度のお湯に30分程度浸かりましょう。
太陽の光を浴びることも、睡眠の質を上げてくれます。
人の体は体内時計で調整されています。
太陽を浴びると、この体内時計がリセットされます。
朝起きたらカーテンを開けて、光を浴びます。
1日1時間程度、太陽の光を浴びると、眠りの質が良くなると言われています。
寝る前に5分間、呼吸に集中する時間を作りましょう。
深呼吸で新しい酸素を取り込むことで、気分がリセットされます。
横隔膜は自律神経と体性神経2つの支配を受けています。
息を大きく吐き出すと、心拍が少なくなり、リラックスにつながり、心地よい眠りがもたらされます。
★冷え対策する
冷えがある人は、かかとを上下させたり、前屈したりして、ふくらはぎを運動させると効果的です。
肩こりがあるなら、首をゆっくり回して肩を上下させます。
こうすると、体のこりを解消できて、疲労回復に役立ちます。
★仕事中もこまめにガス抜きする
じっと椅子に座っていると、肩や首のこりはたまる一方です。
トイレに行くとき、飲み物を買いに行くとき、体をおおきく伸ばしたり屈伸したりしてみましょう。
階段を上り下りするのも運動と気分転換に役立ちます。
★心が出すサインを見逃さない
仕事に夢中になっていると、「これくらいのストレス、大丈夫だろう・・・」とガマンして続けてしまいがちです。
でも、そうしたことを続けていると、プレッシャーとなり、心に負担がかかってしまいます。
心が疲れていると感じたら、早く帰るように工夫したり、現実逃避したりできる時間を作るなどして、ストレスを溜めすぎないように気をつけましょう。
体のサインを見逃してはいけません。
★甘いものを摂りすぎない
疲れたときって、甘いものを食べたくなるものですよね。
でも、甘いものを摂りすぎてしまうと、血糖値が急激に上昇してしまいます。
そうなると、体は血糖値を下げようと頑張って、逆に低血糖となり、疲れやすくなってしまいます。
低血糖になると、またさらに甘いものが欲しくなります。
だから悪循環なのです。
甘いものはビタミンB群を過剰に消費するので、疲れやすくもなります。
エネルギーとして糖を摂るなら、ご飯から摂るようにしましょう。
★肉を食べすぎない・野菜不足にならない
肉をたくさん食べていると、交感神経が優位になります。
肉食動物が活動的、攻撃的なのはそのせいです。
また、野菜不足だと、慢性的にビタミンとミネラルが不足して、免疫力が落ちてしまいますから、注意しましょう。