ビタミンB1不足が体の疲労のもとになる

ビタミンB1は、ブドウ糖を分解するか体で必要となるビタミンです。

不足するとブドウ糖を主として燃やす神経系で異常が起きます。

これを「脚気」と言います。

ビタミンB1は不足すると、疲労感が強くなると言われています。

ビタミンB1不足だと、長時間寝てもすっきりしなかったり、仕事に集中できなかったりしがちになります。

こうした状態にあるときは、神経の疲労がたまってきているのかもしれません。

ビタミンB1は疲労回復のビタミンとも言われています。

ビタミンB1は体内での貯蔵量が少ないです。

だから、不足は短期間で起こりやすいです。

残業が続いていて、食事時間が不規則になっていたり、外食がちだったりすると、ビタミンB1が不足している可能性があります。

ビタミンB1が豊富に含まれるのはタンパク質を含む食品とされています。

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偏った食事の他に、お酒の飲みすぎも、ビタミンB1不足を招いてしまいます。

お酒に含まれるアルコールを分解するために、通常は、ビタミンB1は必要ではありません。

飲んだ量が多いと、本来はアルコール以外を代謝するルートを使って、アルコールの分かいが行われます。

飲みすぎた次の日はビタミンB1の体内の貯蔵量が減っています。

仕事のストレスを解消しようと、お酒を飲む機会を増やしてしまうと、その結果、ビタミンB1不足になってしまう可能性があります。

一番手軽にビタミンB1を摂取できるのは、なんといっても豚肉です。

1日に必要なビタミンB1の量は、消費熱量が多くなると増えていきます。

だから、必要なビタミンB1量は、体重や男女差によっても変わってきます。

豚肉に含まれるビタミンB1は、部位によって含有量が変わってきますが、おおよそ、豚肉100g~150gを摂りたいです。

豚かつ1枚程度ですね。

特に、朝食抜きの習慣で、1日2食になっているのなら、1日に1品は豚肉を使った料理を食べたいものです。

豚肉は牛肉に比べると安価だし、手軽にたっぷりのビタミンB1が取れる食材ですね。

ビタミンB1がたっぷり摂れるレシピをご紹介します。

~豚肉の香草わかめ巻き~

★材料
豚肉(ロース)200g、わかめ50g、ショウガ1片、長ネギ1/2本、塩コショウ適宜、しょうゆ大さじ2、すたじ(お好み)

★作り方

①わかめを水で戻しててから硬く絞り、食べやすい大きさにカット。
ショウガは千切り、長ネギは小口切りにする

②豚肉を1枚ずつ広げて塩コショウし、①を巻く。
巻き終わりはつまようじで止める

③沸騰させた蒸し器で10~15分蒸し、豚肉に火が通ったらできあがり

④しょうゆとすたちを合わせたたれを作り、たれをつけながら食べる

ストレスを感じたら、豚肉のスタミナメニューを作って食べると良いですね。

ただし、豚肉は脂も多いので、できれば脂身の少ないロースがおすすめ。

バラ肉は、美容を考えるなら避けたいところです。

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