口内炎予防は、
生活習慣も関わっていると言われています。
たとえば、
抵抗力が低くなっていると、
口内炎ができやすいと言われています。
また、
疲労をため込んでいても、
口内炎はできやすくなります。
口内炎を予防するには、
抵抗力を高め、
疲労回復に役立つ食事を意識してとることが大切です。
現代生活はストレス社会なので、
こうした部分に、改善が必要な人は多いでしょう。
食事のメニューを、
抵抗力を高めるビタミンAやビタミンC、たんぱく質を含むメニューにしましょう。
また、ビタミンB群は、疲労回復に役立ちます。
これらの栄養素をバランスよく含むように、献立をつくります。
口内炎を予防するメニューにするとき、
体を整えるはたらきのあるミネラルも必要となります。
いずれにせよ、
特定の栄養素だけではなく、
まんべんなく栄養素を摂取することが大切なのです。
先ほど示した、
抵抗力を高めるビタミンA、ビタミンA、たんぱく質、
それに疲労回復に役立つビタミンB群、
さらに体の調子を整えるミネラルを多く食べ物をご紹介します。
★ビタミンAを多く含む食べ物
レバー類、ウナギ、牛肉など
ビタミンAは、
食べ物にそのまま含まれている場合と、
体内に取り込まれてからビタミンAに変わる場合があります。
βカロテンは、体内に取り込まれてからビタミンAに変化します。
★βカロテンを含む食べ物
ホウレンソウ、レバー、かぼちゃ、ニンジン、ブロッコリーなど
★ビタミンCを多く含む食べ物
イチゴ、キウイ、かぼちゃ、ジャガイモ、サツマイモ、ブロッコリーなど
かぼちゃやレバー、ブロッコリーなどは、
口内炎予防に役立つ栄養素が複数含まれています。
こうした食べ物をチョイスすると良いですね。
★ビタミンB群を多く含む食べ物
レバー、大豆、納豆、発芽玄米、乳製品など
★ミネラルを多く含む食べ物
コンブ、ヒジキ、ワカメなどの海藻、ゴマ、貝類など
口内炎に効くレシピをご紹介します。
~揚げ鶏肉とかぼちゃのおろしあんかけ~
ビタミンCや、お腹の中でビタミンAに変化してくれる
βカロテンかぼちゃとブロッコリーをたっぷり摂れるレシピです。
カリカリとしたお肉と、ほくほくかぼちゃが絶妙な組み合わせ。
★材料
・鶏肉 300g
・かぼちゃ 大きめ1/4
・ブロッコリー、いんげん 好みの量
・片栗粉 適量
あんかけのたれ
・めんつゆ30g
・水120cc
・みりん40cc
・大根おろし適量
★つくり方
①鶏肉とかぼちゃを、大きめの一口大に切る
②鶏肉に塩コショウを振って下味をつける
③②に片栗粉をまぶす
③鶏肉を揚げ、かぼちゃは素揚げする
④あんかけのたれの材料を鍋に入れて煮立たせる。
煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつける
⑤お皿に盛りつけてブロッコリーといんげんをのせてできあがり
アツアツの状態でいただきたいところですが、
なるべく適度に冷ましてから食べましょう。
アツアツのままで食べてしまうと、
口の中に刺激を与えてしまいます。