パンツを履いていると、気になるのが下半身のもったり感。
いくらダイエットしても、なかなか下半身だけはヤセない・・・という場合は、もしかしたら、塩分の過剰摂取がその原因なのかもしれません。
下半身をシャープに保つために、脂肪や糖分の摂取量は気にするものの、意外と塩分には気を配っていない人が多いんです。
食事の味が薄いからと、ソースやしょうゆをかけたり、ごはんにゴマ塩をかけるのが大好き! という方は、要注意です。
塩分はそれ以外にも、いろいろなものに含まれています。
しょう油、インスタントラーメンの汁、ソース、ケチャップ、ドレッシング、などなど。
いろいろな調味料に入っていて、料理を美味しくしてくれる代わりに、塩分もたっぷり与えてくれるのです。
塩分が多い食べ物って、ついつい食べ過ぎてしまうものですお漬物やふりかけ、明太子、キムチなど、塩分が多い食べ物って、ご飯がどんどん進んでしまいますよね。
「もう1杯食べよう」という気になりやすくなります。
これが、塩分はおろか、食べ過ぎによる下半身太りをエスカレートさせてしまうのです。
麺類やパンには、ご飯よりも多くの塩分が含まれています。
ご飯離れが進んでいると言われて久しい日本人ですが、ご飯よりもパンや麺を食べるほうが多い、という方は、うっかり塩分をとりすぎてしまっているかもしれません。
摂取する塩分が増えると、どうしてむくんでしまうのでしょうか。
それは、塩分により、血中の塩分濃度が濃くなるからです。
体は血中のお塩分濃度を薄めようとして、体に水分を溜め込みます。
それがむくみの原因となってしまうのです。
女性は、足がむくむことが多いですが、これは重力により水分が下に下りて、下に溜まってしまうことにより起きる現象です。
溜まった足の水分は、放置することで足元を冷やしてしまいます。
体細胞には、断熱材のはたらきがあります。
だから、冷えた足を温めるために、脂肪が付きやすくなってしまうのです!
塩分が多い食事を続けていると、水分も脂肪もためこみがちになって、下半身太りはずっと解消されなくなってしまいます。
下半身をすっきりさせたいのなら、まず食生活で、塩分をとりすぎないように心がけたいものです。
私たち日本人には、塩分を多く含む食べ物をつい食べてしまう食習慣が身にしみついています。
なので、まず意識改革をしないと、塩分過多な食生活は改善できません。
たとえば、外食するとき、定食についているお漬物。大根やキュウリなどの漬物がついていますね。
これを「野菜だから健康のために食べておこう」なんて、思っていませんか? 漬物は野菜ではありません。
漬物は塩分過多な「むくみの元」です。
インスタントラーメンと同じカテゴリだと思ってください。
小さなことですが、こういう風に、知らず知らず塩分をとりすぎている自分を客観的に見ることで、むくみは解消されていきますよ。