体の冷えを改善するには、食生活に気を配ることが大切です。
体の中から温めることで、冷えにくい体にすることができます。
食生活を見直して、温活に役立てましょう。
冷えを改善してくれる食事についてご紹介します。
★体を温めてくれる食事
体を温めてくれる食べ物と言えば、温かい物。
スープや鍋などが、温まる食べ物として有名です。
体を温めてくれる野菜には、しょうが、にら、ねぎ、にんじん、かぼちゃなどがあります。
冬に旬を迎える野菜、寒い土地で育つ野菜、土の中に育つ野菜は、体を温める効果が高いと言われています。
野菜を選ぶ時には、これらの条件に当てはまる野菜を選ぶのがオススメです。
味噌、納豆、チーズなどの発酵食品も、体を温める手助けをしてくれます。
にんにく、こしょう、トウガラシなどの香辛料も、体を温めるのに役立ってくれます。
冷たい飲み物も体を冷やしてしまうため、できるだけ常温か温かい物を飲むようにしましょう。
★血行を良くしてくれる食事
血行が良くなることで、体の冷えを改善することができます。
血管を拡張して血の巡りを良くしてくれるのが、ビタミンE。
ビタミンEが含まれている食材は、うなぎ、たらこ、モロヘイヤ、赤ピーマン、キウイフルーツ、ナッツ類など。
血液をサラサラにしてくれるのが、納豆に含まれるナットウキナーゼ。
ポリフェノールに含まれる、玉ねぎ、赤ブドウなど。
水分をしっかりと摂ることも大切です。
血液量が不足しても血の巡りが悪くなってしまうため、血液量を増やす食事にするのもオススメ。
バランスのいい食事を中心に、不足しがちな鉄分を摂るようにしましょう。
鉄分は、レバー、まぐろ、ほうれん草、ひじき、納豆などに多く含まれています。
★筋肉を増やしてくれる食事
筋肉には熱を生み出す力があるため、筋肉を増やすことも大切です。
筋肉はタンパク質が主成分となっているため、タンパク質をしっかりと摂る必要があります。
タンパク質の豊富な食材には、肉、魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質。
大豆製品である植物性タンパク質があります。
大豆製品に比べて量は少ないですが、アスパラガス、ブロッコリーなどの野菜、小麦、米などにも含まれています。
体への吸収率、タンパク質に含まれるアミノ酸量は、動物性タンパク質の方が多いと言われています。
動物性タンパク質を摂る時には、カロリーと動物性脂質の量に注意して摂るようにしてください。
タンパク質と合わせて摂りたいのが、タンパク質の代謝を促してくれるビタミンB6。
ビタミンB6は、牛肉、かつお、まぐろ、にんにく、バナナなどに含まれています。
食生活に気を配って、体の中から温まりましょう。