便秘は胃腸のトラブルにより引き起こされるものです。
だから、私たちが普段食べる食べ物と密接にかかわっています。
食べ物を便秘に効くものに変えることが、便秘を解消する最も効果的な方法と言っても過言ではないでしょう。
食べ物による便秘解消は、便秘薬を飲むのを心配する方にも、安心しておすすめできます。
手軽で、安心して取り組めるのが、食べ物を選ぶことによる便秘解消法です。
便秘解消に効く食べ物には、以下のものが有名です。
★プルーン
プルーンは健康的な食材として知られます。
有名なのは豊富な鉄分による貧血予防効果ですが、便秘改善効果も高いです。
プルーンには、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
プルーンにはまた、ソルビトールという糖分が含まれており、「糖類下剤」という種類の便秘薬に用いられている成分です。
★ヨーグルト
お腹の調子を整える食材として、抜群の知名度を持つのがヨーグルトです。
ヨーグルトには、腸内の善玉菌や、ビフィズス菌を活性化させる作用があります。
★オリーブオイル
オリーブオイルには、オレイン酸が含まれています。
オレイン酸は、ある程度の量を、一度に摂取すると、大腸まで届き、ぜん動運動を促します。
オイルそのものの特性により、潤滑油の役割を果たしてくれるので、便を押し出してくれます。
★オリゴ糖
オリゴ糖はビフィズス菌に代表される善玉菌のえさとなるものです。
ヨーグルトが腸にビフィズス菌を運ぶ役割を果たすものなら、オリゴ糖は腸の中のビフィズス菌を活性化する役割を果たします。
おすすめは、無糖のヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べる、という摂取方法。
私はこの方法をときどき実践するようになり、お通じがかなり改善されました!
ヨーグルトだけ、オリゴ糖だけ、というよりも、材料と栄養をいっぺんに腸に入れるやり方が、もっとも便秘解消に効果があるようです。
★バナナ
バナナには、食物繊維が豊富に含まれているので便秘解消効果があります。
オリゴ糖も含まれています。
また、レジスタントスターチという、小腸で消化されにくいでんぷん質が大腸にそのまま届くので、便秘解消に役立ってくれるのです。
★さつまいも
日本では古くから「お腹のお掃除をしてくれる食べ物」として、親しまれていますよね。
食物繊維を豊富に含んでいます。
★クロロフィル
ここ最近、注目されているのが便秘解消成分としてのクロロフィルです。
クロロフィルは、植物や藻などに含まれている天然の色素であり、胃腸の老廃物を吸着するデトックス効果があります。
★アップルペクチン
植物性の水溶性食物繊維です。
便秘に対して、長期的で根本的な対策をとることができます。
あわせて、短期で即効的な効果も期待できます。
短期と長期、両面で便秘に効く成分です。
★マグネシウム
マグネシウムは、人間が生きていくうえで欠かせないミネラルです。
マグネシウムは、「酸化マグネシウム」など、便秘解消薬として、医薬品にも名を連ねています。
マグネシウムを摂取すると、便秘を解消する効果があります。