体温変化の差を大きくしてぐっすり眠る!

睡眠をしっかりとるということは、美容においてとても大切です。

「睡眠は最高の美容液」と言われるくらいです。

これはなぜかというと、睡眠中に肌の修復をする成長ホルモン、女性の美を助けてくれる女性ホルモンが活性化するためです。

丁寧で手の込んだスキンケアをするよりも、早くベッドに入ってぐっすり眠ったほうが、お肌のためには良かったりするのです。

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しかし忙しい現代生活においては、早く寝てたっぷりと睡眠をとるのが難しくなっています。

仕事で遅くなったり、友達づきあいで、家に帰るのが遅くなり、寝るのも深夜すぎ、ということも珍しくないかもしれません。

量を確保できないならば、質の確保に取り組んでみてはいかがでしょうか。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2つがあり、眠りについてから起きるまで、これらが交互に繰り返されます。

レム睡眠が浅い眠り、ノンレム睡眠が深い眠りです。

ノンレム睡眠は深さに違いがあり、もっとも深い睡眠である「深睡眠」は、眠り始めの3時間に最も多く出現すると言われています。

美肌のための成長ホルモンもこの時間に一番多く分泌されます。

つまり、この時間のノンレム睡眠の深睡眠をしっかり確保することで、効率良く美肌を手に入れることができるようになるのです。

そのためには、スムーズに眠りにつき、質の良い、深い睡眠を得られる配慮が大切になってきます。

人の体温のメカニズムは、昼に活動しているときは高く、夜~明け方にかけては下がります。

この一定のリズムを繰り返しています。

体温が低下すると、体が「ああ、そろそろ眠るときか」と思ってくれます。

だから、体温変化の幅を大きくするほど、寝つきが良くなります。

しかし現代人は、慢性的なストレスや、体の冷えにより、血の巡りが悪くなり、体温が上がりにくくなってしまっています。

だから、血の巡りを良くし、体温の変化幅をとれるように調整しましょう。

そのカギとなるのが「温め」と「リラックス」です。

体を温めたり、心と体をリラックスさせることにより、血の巡りが良くなります。

放熱しやすくなり、体温が下がって、スムーズに眠れるようになります。

以下のことに注意すると、体を温めやすて眠りにつきやすくなります。

★寝る3時間前に食事する

このとき、ショウガやトウガラシなど、体をあたためる作用のある食べ物がおすすめです。

★寝る2時間眼前に軽く運動する

軽く運動して体を温めると、その後体温が自然と下がるので、体温変化幅を大きくできます。

ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、軽い運動にしましょう。

★寝る1時間前に入浴する

38~40度のぬるめのお湯に、10~20分ほどゆっくりとつかります。

リラックスさせるには、首元と根元を温めるのが効果的です。

★首元を温める

首まわりには血管が多く集まっています。

ここを温めることで、血の巡りが良くなります。

★目元を温める

蒸しタオルなどで目を温めると、副交感神経優位になって、リラックスできます。

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