体を温めて良質な睡眠を確保する!

美肌のためには、良質な睡眠が欠かせません。

夜はスムーズに入眠し、夜中に目覚めることなく、朝はすっきりと目覚められる。

こうした睡眠が、美肌をつくります。

夜、寝ている間に美肌をつくる成長ホルモンや女性ホルモンが活性化します。

また、これらは入眠後3時間の、深い睡眠の間に、一番多く分泌されます。

だからこそ、この時間帯はスムーズに眠りに入れるようにしたいです。

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スムーズな眠りには、体を温めることが効果的です。

人間の体は、夜、眠るときに体温が低くなるという性質があります。

だから、夜に体温の変化幅を大きくしてあげると、自然と眠りにつけるようになります。

しかし現代人は、ストレスや不規則な生活習慣により、血の巡りが悪くなってしまいがちです。

だから血の巡りをよくする食生活を意識しましょう。

おすすめは、寝る3時間前に、体を温める食事をする、という方法です。

体を温める作用のある食べ物を取ると、夜の眠りがスムーズになります。

そのときにポイントになるのが、温性の食べ物の摂取です。

中国では、古くから食べ物を食性と呼び、性質ごとに「熱・温・平・涼・寒」という風に分類していました。

順番に見ていきましょう。

★熱・温
体を温める食べ物
もち米、玉ねぎ、ニンジン、シソ、ショウガ、トウガラシ、シナモン、紅茶など

★涼
体を冷やす食べ物
寒 そば、小麦、豆腐、マンゴー、スイカ、緑茶など

★平
その中間とされるもの
米、ゴマ、トウモロコシ、サツマイモ、ブドウ、はちみつなど

これらのうち、温性の食べ物をとると、体を温めて眠りにつきやすくなります。

このうち、おすすめなのが、ショウガです。

血の巡りを高めるのに役立つ食材です。

シソやネギなど、薬味になる野菜の多くは温性です。

この中でも、ショウガは特におすすめなのです。

ショウガには、血管を健康に保つという作用があります。

しかしそれだけではなく、胃液の分泌を促し、腸を整えたり肝臓のはたらきを保護するはたらきがあります。

さまざまな健康効果があるのです。

そこで、夜寝る前の3時間前に、ショウガを加えた料理を食べましょう。

例えば、皮ごとすりおろしたショウガ汁を、おひたしやみそ汁に加える、といった簡単な方法でもオーケーです。

ショウガを使ったインスタント食品も販売されていますよね。

こうしたものを利用するのも、ひとつの方法です。

生野菜や果物は、体を冷やすので夜に食べるのは控えたいものです。

同じ食材であっても、生のままで食べるよりは、煮たり焼いたりして、加熱してからのほうが、体を温める効果が出やすくなります。

夜の食事はどうしてもゴージャスなメニューが中心になってしまいがちです。

そこに、血の巡りを良くするメニューを一品加えるだけで、その後の寝つきがずいぶん違ってきます。

寝る前になるべく体がポカポカとなるように工夫してから、布団に入りましょう。

その後の体温の低下で、自然と眠れるようになりますよ!

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