人間が生きて行く上で、眠りは大切です。
一日疲れた体を休め、
次の日のパワーをチャージします。
現代人は、
忙しくて睡眠時間がとれない方も多いです。
でも、
睡眠が不十分なままだと、
体をこわすもとだし、お肌のためにも良くないです。
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睡眠している間、寝ています。
寝ているだけなので、
意味がないように思えますが、
実は、
私たちの体に大きな影響を与えているのです。
平均睡眠時間が4時間以下だと、
7時間以上眠っている人に比べて、
73%も肥満になりやすいといわれています。
また、
睡眠時間が短いと、
いつもより20%も多く食事をとってしまいがちになるといわれます。
それも、
甘い物や塩気の多い食べ物、炭水化物など、
肥満のもとになる食品を好みがちになります。
肥満も健康を害す元です。
睡眠不足だと、
ホルモン分泌がアンバランスになりやすくなります。
それがいつも以上に空腹を感じたり、
食欲を増やしやすくなるといわれています。
睡眠不足になると、
にきびや吹き出物ができやすくなります。
それに、
目の下にクマができやすくなります。
睡眠不足だと、
次の日に起きたとき、
目の周りが青黒くなっていたりするものです。
こうしたことも、
睡眠不足による弊害といえるでしょう。
こうした症状が現れるのは、
睡眠不足により、
お肌のターンオーバーが乱れてしまうからです。
健康な肌は、
28日周期で新しいお肌に生まれかわります。
でも、
この周期が遅れてしまうと、
古い角質が残ったまま、肌の表面に残り、
しわやくすみとなってしまいます。
肌代謝は眠っている間に行われています。
特に、
肌代謝が活発になるのは、
眠りについてからおよそ3時間の、
「ノンレム睡眠」の間だといわれています。
ノンレム睡眠とは、
夢を見ない、深い眠りの状態を言います。
この間に、
肌代謝を促進する成長ホルモンが分泌されます。
眠りの時間が少なくなると、
この成長ホルモンの分泌も、うまくいきにくくなります。
成長ホルモンの分泌は、
20歳以降、少しずつ減少していいます。
成長ホルモンというと、
成長期の子供だけに必要なもの、
というイメージがありますが、
大人にとっても成長ホルモンは大切です。
若さを保つために、
健康な体を維持するために、
自分の体から、
きちんと成長ホルモンが分泌されるようにしないといけません。
そのためには、
睡眠時間を確保することが大切です。
仕事で帰るのが遅くなってしまっているせいで、
睡眠時間が減っているようなら、
睡眠時間を増やすのはなかなか難しいかもしれません。
仕事を早く切り上げられればいいですが、
他の同僚もいるし、なかなか自分だけは帰りづらいものです。
ならば、
家に帰ってからはさっと食事やお風呂など、
必要なことをすませ、
さっと眠りにつけるように環境を整えたいですね。
眠りやすい環境をつくり、
なるべく早く、長く眠れるようにこころがけたいものです。
アロマオイルなどの、
安眠を促す香りをかぐようにすると、うまく眠りやすいです。