早食いによる肥満に注意

早食いと肥満には深い関係があります。

ある研究では、
早食いの人と、早食いでない人とで
肥満の度合いを比較したとき、
早食いの人は、
そうでない人よりも
4.4倍肥満になりやすいということが分かっています。

また、
男性は女性よりも、
2.8倍肥満になりやすいという結果が出ました。

早食いの女性、肥満に注意です。

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早食いによる肥満は、
脂っこい食事をしている脂肪過多の食生活よりも
肥満になりやすいとされているのが、おそろしいところです。

何を食べるかよりも、
どう食べるかが、肥満に影響しているということです。

肥満になると、見た目に影響するだけではなく、
糖尿病などの生活習慣病にもなりやすくなります。

早食いは習慣によるものですから、
意識して改善することで、
生活習慣病改善できるようになります。

自分の早食いには気付いているけれど、
どう直していいかわからない・・・
となやむ方も多いかもしれません。

改善のカギは、早食い特有の特徴をつかむことにあります。

早食いの人は、そうでない人よりも、
一口当たりの量が多く、
噛む回数が少ない傾向にあります。

だから、
早食いを改善するには、
一口当たりの量を少なくして、
よく噛んで食べればいいのです。

たくさん詰め込まず、よく噛むのです。

肥満治療では、
1日20~30回咀嚼することが推奨されています。

でも、
一口に量を詰め込まないのに、
30回も噛むのは、なかなか難しいですよね。

30回噛もうと意識しすぎて挫折してしまうよりも、
20回程度にとどめていても、
早食い解消の効果はあります。

まずは
「噛む」ということを普段より多く意識しましょう。

早食いの解消への道は、そこから見えてきます。

早食いを改善するために、
食べるものを選ぶ、というやり方もあります。

現代人の食べ物は、
柔らかくて噛みやすいものが多いと言われています。

せんべいやするめをかじるのも手ですが、
普段の料理を、より歯ごたえのある状態にして食べる、
というのも方法です。

たとえば、
カレーや肉じゃがなど、
柔らかい煮込み料理を食べるときでも、
具をわざと大き目にして切ります。

または、
少し歯ごたえが残る程度だけ加熱する。

こんにゃくや乾物など、
歯ごたえのある食べ物を食べる。

白米に玄米、発芽玄米を混ぜて炊くことで、
歯ごたえをあげられます。

白米は血糖値を上げてしまう食品なので、
肥満防止の意味でも玄米や発芽玄米を混ぜるのは良いことですね。

こうした食習慣は、
言うまでもなく習慣によってつくられていきます。

だから、
早めの時期から気を付け、
長いスパンで続けて行くことで、身に付きやすくなります。

よく噛むことはお金がかからないし、すぐ始められます。

高い健康器具も、
難しい使用法を覚える必要もありません。

今日、すぐに始められる健康法ですから、
ぜひ始めてみてくださいね。

よく噛んでたべることで、小顔効果も期待できます。

健康はもちろん、美容にも効果があるのです。

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