ストレス解消について

イライラした時や落ち込んだ時、皆さんはどのようにストレス解消していますか。
いっそのこと、ストレスそのものがなくなれば良いのに・・・。そう思ったことはありませんか。

今回は、現代人とは切っても切れない縁のある「ストレス」について、じっくりお話しして参りましょう。

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★ストレスと何か
そもそも、ストレスとは一体何でしょうか。ストレスとは、寒冷や飢餓、または精神的ショックによって引き起こされる、精神的な緊張や生体的防御反応のことを言います。

これはすなわち、寒冷などで起こった体の変化を元に戻そうとする働きのことです。
ストレスは悪者に扱いされますが、人間や動物が生きる上で欠かせない反応だったのです。

★ストレスと体調
ストレスは人間に必要な反応だと分かっていても、度を過ぎれば身体にも悪影響を及ぼします。

以下に、臓器とストレスが引き起こす症状を挙げてみましょう。

・胃
胃がきりきりと傷む、何も食べていないのに胃がもたれるなどの症状はストレスが原因かも知れません。神経性胃炎はその典型的な症状です。

胃は自律神経の働きと密接に関わっているため、ストレスが原因で痛みやすいのです。

・十二指腸
ストレス反応が極限の状態にまで高まると、自立神経の乱れから十二指腸の粘膜の血流が悪くなり粘膜に傷がつきやすくなります。

・自律神経失調症
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経の働きが乱れることによって引き起こされる症状です。めまいや立ちくらみなどが起こり、全身に倦怠感が表れます。

★ストレスを溜め込まないために
それでは、ストレスを溜め込まないためにはどのような生活を心がければ良いのでしょうか。

・良質な睡眠
睡眠は、体だけではなく脳も休ませるという大切な行為です。ストレスは、脳で感じその反応が体のあらゆる箇所に現れるということです。

したがって、ストレスを溜め込まないためにはまず、良質な睡眠を摂り、脳を休ませることが必要になってきます。

睡眠時間が短ったり寝付けなかったりすると脳の働きが乱れ、結果として自律神経やホルモンバランスが乱れることになり、体の不調を作る原因となってしまいます。

・笑う
ストレスが溜まっている時に笑うことは、難しいかも知れません。

しかし、笑うことでだんだんと気持ちが明るくなり、ストレス解消につながることもあるのです。

また、笑うことによって腹式呼吸になり、副交感神経が働きます。副交感神経が働くとき、人間はリラックスした状態になります。

・泣く
泣くことは、ストレス解消の立派な方法です。泣くことも副交感神経が優位になる行為なので、自然にストレスを解消することが出来ます。

上手にストレス解消をして、人生を楽しみましょう。

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