生理前後の食への衝動をコントロールする

生理前には食欲が増えやすくなります。

これは女性ホルモンによるものであり、コントロールするのはなかなか難しいです。

でも太りたくないからこそ、コントロールは必要なのです。

ダイエットのために食欲を抑えていると、それがかえってストレスを呼んで過食に走ってしまいがちなので、上手くコントロールしたいです。

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ダイエットで大切なのは、いつも食べないようにするのではなく、体の欲するときに、欲するものを与えてあげて、心身をリラックスさせることです。

そしてダイエットをがんばるときと、リラックスするときのメリハリが大事です。

そこで、生理前はしっかり食べるほうがヤセやすいという事実に着目しましょう。

生理前というのは、体が妊娠を想定しています。

だから、赤ちゃんの分のエネルギーも確保しようとして、普段よりも食欲が増えるのです。

これは体の自然な働きなので、避けられません。

体が必要としているのに、それを拒んでいると、体は飢餓状態を感じ、食べたものを体内に蓄積して、エネルギー消費を抑えようとします。

代謝は落ちるし、体重も減りません。

だからこそ、普段はご飯など、主食の量をセーブしているとしても、生理前は食欲に従い、主食をきちんと食べるようにしましょう。

ただし、主食だけ食べるのはいけません。

血糖値の急激な上昇を招き、太りやすくなります。

また、生理前のイライラも増えやすくなります。

量は気にせず、主食はしっかり食べる。

血糖値の変動を抑えるため、1日5回に分けて食べるのがおすすめです。

間食として、お菓子ではなくおにぎりを食べると、ムダにお菓子を食べすぎてしまうのを防げます。

3食はご飯もおかずもしっかり食べて、間食におにぎりを2回、食べるようにすると良いですね。

定期的に糖分を体に補給してあげると、血糖値が安定して、生理前特有の空腹感を感じにくくなります。

生理前は水分を溜めやすくなっています。

そして味を感知する舌の細胞も水分を溜めるので、普段の味付けは薄く感じやすいです。

そして味付けが濃いものを食べたくなります。

だからこれは自然の衝動です。

いつもは味付けの濃い外食、コンビニ食を避けているとしても、生理前は味付けにこだわらずに食べてOKです。

生理前は、必要量以上にお菓子を食べてしまわないように、できるだけ通常の食事で満足できるようなものを選びます。

揚げ物も、調味料を多めに使うのもOKです。

ただし、腸内から体への吸収を抑えるために、食物繊維をたっぷり含む、野菜や海草類を必ずセットにすることを忘れずに。

味付けの濃い料理と組み合わせるなら、野菜料理は生や蒸し料理でもいいですね。

食欲が落ち着く生理明けは1~2日は糖質制限をして、体をリセット。

夕食だけ主食を抜く、主食は食べるものの糖質の多い野菜や果物を控える、というやり方でも良いでしょう。

心身にストレスのかからない方法でプチ糖質制限をするだけで、生理後は体重を落としやすくなります。

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