体が疲れていると、目元もどんよりしてきてしまうものです。
目の疲れがたまり、眼精疲労になると、肩こりや頭痛、吐き気などの症状がでてきてしまいます。
東洋医学では「眼は五臓の精華である」と言われています。
つまり、内臓の疾患は目に現れるということです。
また、目の疲れが内臓にも悪影響を及ぼします。
目と内臓は、お互いが相関関係にあるのです。
ついついパソコンなどを長時間使用してしまっていると、目を酷使してしまいます。
普段の生活から、目の疲れをためないようにするように気を付けておくと良いでしょう。
そこで効果的になるのが、疲れ目に効くツボの刺激法です。
疲れたな、と思ったらツボ押しをして、疲労を解消しておきましょう。
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まずは、ツボの位置を把握しましょう。
人差し指の腹などでそっと押さえて、ツボの位置を確認します。
その分は鈍痛を感じるところかもしれません。
ツボを押すときは、手を清潔にしてから行うようにしましょう。
疲れ目に効くツボは7つあります。
①さん竹
眉毛の一番内側のところ②魚腰 眉毛のまんなか
③糸竹空
眉毛の一番外側④晴明 目頭と鼻のあいだのくぼみ
⑤承泣
瞳の下のくぼみ
⑥瞳子りょう
目尻から親指1つ分外側
⑦太陽
眉尻と目尻から髪の生え際の間のくぼみ
これらのツボを押していきます。
まず、背筋を伸ばしましょう。姿勢を正して一呼吸します。
それからリズミカルにツボを刺激していきます。
~眼精疲労解消のためのツボ押し手順~
①両手の親指を「太陽」に当てます。
指を内側に曲げ、人差し指の内関節で「さん竹」を8回指圧します。
②もう少し下に移動し、人差し指の内関節で「晴明」を8回指圧します。
③親指を下あごにあてて人差し指と中指を揃えます。
「承泣」をゆっくり8回指圧します。
④手を浮かせたまま人差し指の内関節で「さん竹」「魚腰」「糸竹空」を内側から外側に、ゆっくりとなでるようにぐるりと指圧していきます。
⑤そのまま目の下に移動し、人差し指の内関節で「晴明」「承泣」「太陽」を、内側から外側にゆっくりとなでるようにして動かします。
ツボ押しをするときは、眼球を押さないように注意しましょう。
また、指の先が目に入らないようにします。
このツボ体操は、ちょっと目が疲れたな・・・というときにやると効果的です。
ツボを刺激すると、目の周りの血行が良くなって、気分的にもすっきりしてきます。
パソコンワークもはかどるようになるでしょう!
パソコンワークに限らず、おうちに帰ってからパソコンを使う習慣がある方も、眼精疲労解消のために、ときどき手を休めてツボ押しをすることをおすすめします。
特に、ゲームをしているような場合、ついつい時間を忘れて続けてしまうものです。
知らず知らずのうちに疲れが溜まっていってしまいます。
1ゲームが終わって次の回に行くまでの間など、ちょっとした時間を利用するなどして、ツボ押しする習慣をつけておきたいですね。