よく眠れる寝室づくり

寝つきを良くするためには、寝室の環境も大切です。

考えてみたら、1日の睡眠時間が8時間だとして、1日の1/3を寝室で過ごすことになります。

寝室が私たちの生活に及ぼす影響は大きいのです。

居心地の良い環境を心掛けて、ぐっすり眠り、スッキリおきられるようにしたいですね。 

寝室のことを考える上で、大切なのが「明るさ」です。

人が好む明るさは、時間によって異なります。

午前中なら、1,000ルクス以上の明るさを好みます。

午後から少しずつ減ってきて夕方には200ルクスほど。

このリズムに合わせて、オフィスでは500~1,000ルクス、リビングや台所の照明は200~300ルクスに設定されているものです。


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眠りにつきやすくするには、人が好む明るさに合わせて、明るさを調整していくと良いでしょう。

夕食をとったら、照明を徐々に暗くしていき、眠るときには真っ暗にします。

月明かり程度の明るさにすると、ぐっすり眠りやすくなります。

外が明るすぎるのなら、遮光カーテンを利用して、光をシャットアウトしましょう。

アイマスクをつけるのも可です。

朝、スッキリと起きるためには、人が好む光の尺度を考えます。

起床時間に合わせてタイマーで明かりがつくように設定しておけば、自然と意識がはっきりして、起きやすくなります。

そして、布団から出たら、カーテンを開けて朝日を浴びましょう。

体内時計がリセットされて、すがすがしい一日を始められます。

寝室のインテリアも、眠りに影響をもたらすものです。

好きな色で寝室をコーディネートするのは、楽しいものです。

でも、眠りにつきやすい色調を意識すると、眠りに良い影響を与えるので、できればインテリアも「眠りカラー」に合わせたいです。

眠りにつきやすいインテリアのカラーは、ベージュやブラウンなど、落ち着いた色あい。

また、鎮静効果があり、眠りをさそってくれるブルーも良いでしょう。

グリーンは目の疲れを癒してくれます。

NGはショッキングピンクや赤など、ビビッドな色。

目が冴えて、眠りにくくなります。

照明も、あまりにも白くてギラギラしすぎるものはオススメできません。

できれば、柔らかな色あいの白熱灯が良いでしょう。

光は天井照明よりも、フットライトや床置きの照明をつけるほうが、眠りやすいです。 家の中で発生する音も、知らず知らずのうちに、眠りをさまたげているおそれがあります。

たとえば、エアコンや温熱ヒーター、お風呂や給排水温も、音として刺激になります。

日常生活から出る音は、意外と大きいものです。

電化製品を選ぶときに、なるべく音の小さなものを選ぶと良いでしょう。

家事の時間帯をやりくりして、夜になったら、なるべく音をたてないように工夫することが大切です。

どうしても音が気になって、寝付けないときもあります。

たとえば、すぐ外を大きな道路が走っているような場合。

そんなときには、好きな音楽を流すと、マスキング効果でリラックスしやすくなります。

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