交感神経と副交感神経

私たちの全身には、
自律神経が張り巡らされています。

自律神経とは、
その名の通り、自律した神経のこと。
私たちの意思にかかわりなく働いています。

自律神経には、
体を活動的にさせる交感神経と、
リラックスさせる副交感神経があります。

ふたつはそれぞれ、
全く異なる性質を持ちます。
はたらきも正反対です。

そして、
交感神経と副交感神経、
お互いがバランスをとることで、
体内環境が整えられています。


スポンサード リンク

交感神経は、
いわばアクセルの役割を果たすもの。

そして、
副交感神経は、
ブレーキ役を果たします。

車を走らせるときも、
アクセルとブレーキは、両方必要ですよね。

両方をきちんとはたらかせてこそ、
安全な運転ができます。

アクセル役である交感神経のはたらきが高まると、
体はアクティブな状態となります。

ブレーキ役である副交感神経が働くと、
リラックスした状態になります。

交感神経と副交感神経、
お互いがバランスをとってはたらいています。

交感神経と副交感神経は、
1.5:1くらいの割合ではたらかせると良いと言われています。

しかし、
ストレスをため込んでいると、
この割合でやって行くのは、かなりむずかしかったりします。

おそらく、
理想とされる1.5:1のバランスを保っているのは、
10人の1人くらいでしょう。

ストレスをため込んでいる人は、
交感神経t副交感神経のバランスが、
5:1とか、6:1にまで、バランスが崩れてしまっています。

交感神経の圧倒的優位の状況になっています。

しかし、
このような状態を続けていると、
体調を崩しやすくなっています。

また、
美容面でも悪影響が現れてきます。

健康的な生活を送るためには、
自律神経のバランスを整えることが大切です。

ストレスを溜めてしまっているな・・・という人は、要注意。

なるべく
副交感神経のはたらきを高めるような工夫をすることが大切です。

それには、
日常生活の生活習慣の影響が大きいです。

例えば、
運動したり、ゆっくりお風呂に入ったり。

呼吸に気をつけたり、
食事を改善するのも良いでしょう。

なるべく、自然のままの状態になる、
というのがポイントです。

リラックスして、
イライラな日常から、
離れられる時間をつくるようにしましょう。

そう考えると、
自律神経のバランスをとるために良いことは、
「旅行」と言えるかもしれません。

旅行なら、
運動、入浴、食事、自然、リラックス、日常から離れることなど、
自律神経のバランスを整えてくれる要素にあふれています。

会社に通っていると、
まとまった休みをとるのは難しいかもしれません。

まずは1泊2日など、
短い期間の旅行をしてみるのも良いかもしれません。

少しの間でも、
日常生活から離れた時間を持つことにより、
私たちの体には、大きな良い影響が与えられるのです。

美味しい食事をしたり、
お風呂にゆったりつかったりして、
リラックスしたいですね。

どうしても難しい時は、
日帰り旅行というのもありでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。