抗酸化作用をもたらすアンチエイジングサプリとは

サプリメントにはいろいろな種類がありますが、抗酸化作用に重点を置いたサプリには次のようなものがあります。

体をさびつかせて、体の老化を招いてしまう酸化を抑えてくれるサプリです。

★COQ10

体の衰えを感じたときに、ぜひ摂取したいサプリです。

COQ10は、からだのさまざまな細胞の中にあるミトコンドリアでのエネルギー産生を助けてくれます。

体のさびつき防止に役立ちます。

細胞膜にもCOQ10は存在しています。

だから、細胞を守るはたらきもあるのです。

COQ10は、年齢と共に体内で作り出す量が減って行ってしまいます。

40代では、20代の頃の30%減ってしまいます。

80代になると、50%も減ってしまいます。

COQ10のサプリを飲むことで、不足分を補うことができるようになります。

COQ10は、水に溶けないので空腹時に飲んでも吸収されにくいので、食後に飲むようにしましょう。

★アスタキサンチン

アスタキサンチンはカロチノイド系の成分です。

βカロチンの約10倍の抗酸化作用があると言われています。

アスタキサンチンはエビやカニなどに多く含まれています。

エビやカニなどの赤い色がアスタキサンチンの色素です。

アスタキサンチンは紫外線で生まれた活性酸素から肌、目を守ってくれます。

また、筋肉疲労や眼精疲労を改善してくれます。

脳の老化を抑制するとも言われています。

紫外線を浴びたり、目が疲れたときなどに飲むと、効果が期待できそうです。

★レスベラトール

レスベラトールは、赤ワインやブドウの皮に少しだけ含まれエチルポリフェノールです。

強い抗酸化作用があります。

抗肥満効果、動脈硬化の予防効果があると言われています。

フランス人はあれだけ高脂肪の食事をしているのに動脈硬化の罹患率が低いと言われており、その原因に「毎日ワインを飲む習慣があるから」とされています。

ワインはブドウを皮ごとつぶしてつくるので、このレスベラトールをまるごと摂取できるというわけです。

レスベラトールは、脂っこいものを食べ過ぎてしまったとき、疲れがたまったときに摂取すると、体内浄化に役立ちそうです。

アンチエイジングサプリを摂取するときは、手当たり次第に飲むとか、目についたものを選ぶのではなく、それぞれの効能を把握して、自分の状態に合わせたものをチョイスして、必要なときに、適量飲むのが一番効果的です。

いろいろなアンチエイジングサプリがあって、どれを選んでいいのか分からない・・・ということもあるかと思いますが、ちゃんと、事前に効能を把握しておくと、迷うことなく必要なサプリを選びやすくなります。

自分に不足している栄養素を補給する、という観点で、サプリを選んでいきたいですね。

若いときは体内でたっぷり作れていた美容成分も、年齢を重ねるごとに、自分では作りにくくなりますから、適宜補給してあげると良いでしょう。

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