ビールは太る、と言われます。
にもかかわらず、飲み会ではとってもポピュラーな飲み物だったりしますよね。
最初の一杯はビールで、という習わしがあったりします。
なんとなく、空気に合わせてビールをオーダーしてるけど、太っちゃわないのかな? と心配になりますよね。
確かに、ビールが太る、というのは本当です。
飲み会でビールをオーダーすると、太ってしまいがちなのは、2つの理由があります。
①ビールそのもののカロリーが高い
②ビールに合うおつまみが太りやすい
ビールそのものも高カロリーだし、ビールに合うおつまみも高カロリーだから、ダブルで太りやすいのです。
ビールのカロリーは次の通り。
★缶ビール1本(350ml)…約140kcal
★中ジョッキビール1杯(500ml)…約210kcal
他のお酒と比べてみると、乙類焼酎1号(180ml)…約260kcal、ワイン1杯(120ml)…約85kcalとなっています。
そう変わりはないように見えますが、ビールって、ついごくごく飲んでしまいがちな飲み物です。
2時間くらいの間に、ビールのジョッキ、5杯は空ける! という方、注意です。
総摂取カロリーが、ビールだけで1000kcalにも達してしまいます!
これにおつまみのカロリーもプラスされるのだから、目も当てられません。
こう考えると、少しずつ飲める焼酎やワインのほうが、総摂取カロリーは抑えやすいんですね。
お酒のカロリーは、含まれるアルコールの割合により、左右されます。
アルコール1gあたりのカロリーは、7kcalです。
炭水化物やたんぱく質が、共に1gあたり4kcal。
だから、アルコール度の高いお酒は、カロリーも高くなりやすいです。
ビールに良く合う食べ物は、太りやすい食べ物が多い、というのもあります。
欲望のままに選んでいると、大変なことになってしまいます。
ビールを始め、炭酸を含む飲料には、食欲を増進させるという効果があります。
だから、勢いよくビールを飲んでいれば、食欲も刺激されておつまみを消費するスピードも加速されます。
ビールに合うからと、から揚げやフライをオーダーしてしまうと、どんどんカロリーが膨れ上がってしまいます。
ビールは塩気のある食べ物とも相性がいいです。
濃い味付けのおつまみと、ビールって合うんですよね。
よりビールがおいしくなって、さらに飲んでしまいます。
塩分をとると、喉が渇くので、飲み物代わりにビールを欲してしまう、というのもあります。
しかし、これも欲望のままにオーダーしてしまうのはいけません。
塩分には、水分を溜めこんでしまうという性質もあります。
ビールを飲んで、塩分の効いた食べ物を食べていると、体内に水分が蓄積されて、むくみも起こしやすいです。
それが体型をぷっくりさせてしまことにもつながるのです。
飲み会でビールをオーダーするときには、欲望のままに飲み、食べていては、体重が果てしなく増加してしまうので注意です。