「健康のためにも、運動しなきゃなー」とは、多くの人が思うものです。
しかし、多くの人がまた、忙しさを理由に、運動できていないでいます。
その考えはこうです、「運動は大事なのは分かるけど、仕事やプライベートのほうが大事だし、そっちにまで時間はまわしていられないよなー」。
しかし、そんな思いで運動をなおざりにするのはいけません。
運動に毎日の健康を維持するために、絶対必要なものです。
今おくっているこの生活の質を上げるためにも、ぜひ運動はしていただきたいのです。
運動による健康効果について知っておきましょう。
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運動には、基礎代謝を上げるはたらきがあります。
基礎代謝とは、体を動かさずに、寝ているだけでも使われるエネルギーのことです。
私たちは生きているだけでエネルギーを使っています。
心臓を動かすために、息をするために、エネルギーの消費を必要としているのです。
もちろん、この量が多ければ多いほど、基礎代謝量は上がります。
それだけ太りにくく、健康的な生活を続けることができます。
この基礎代謝は、年齢とともに減少していってしまいます。
若い時と同じような食事や生活をしていると、カロリー過多となってしまいます。
消費エネルギーが減っているのに、摂取するエネルギー量は変わらないのだから、過剰になるのは当然です。
このような生活を続けていると、バランスが崩れてしまいます。
余ったカロリーはエネルギー源として、体内に蓄えられていきます。
これが体脂肪となるのです。知らず知らずのうちに、体脂肪は増えていき、それが肥満につながてしまいます。
年齢を重ねるごとに、運動の必要性は高まるのです。
減らなくなったエネルギーが過剰分として体脂肪になってしまうのを防ぐには、運動で過剰分のカロリーを燃焼させてしまうことです。
運動すると、消費カロリーが増えますから、過剰分とのバランスをとりやすくなります。
ジムと契約して通ったり、テニスコートにラケットを持参して打ち込んだり、ということはしなくても大丈夫です。
そういうやり方だと、どうしても運動を続けにくいです。
それよりも、日常生活の中で、自然とできる運動を中心に考えましょう。
普段の生活の中で、なるべくこまめに体を動かし、なるべくカロリー消費できるほうう法を選ぶことが大切です。
朝の通勤時、エスカレーターを使わずに、階段を使用するとか、車で行く距離を自転車や徒歩で行く、といった行動がおすすめです。
こうした動作を日常的に行うことにより、自然と体脂肪が蓄積されにくくなります。
なにより続けることで、運動することが日常的になるのが一番良い効果です。
筋肉を使う機会が増えるので、普段運動をしていない人は、筋力が増加します。
筋肉量が増えると、基礎代謝量も上がるので、ますます体脂肪がつきにくくなります。
このように、運動には、倍々ゲームでどんどん健康になっていく仕組みがあるのです。