カロリーゼロのダイエットコーラは、甘くておいしいのに、ダイエットにも効く、と人気です。
ダイエット中の空腹感は、ダイエットコーラをがぶ飲みしてごまかしている、という方も多いのでは?
しかし!ダイエットコーラを飲むと、逆に肥満につながってしまうかもしれません!
ダイエット中にダイエットコーラを飲むときは、そのことを念頭に入れておきましょう。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
ダイエットのためには、低カロリーのヘルシーな食事をとるのが良いと言われています。
これは本当です。
しかし、具体的に、どんな食事が肥満になりやすいのかは、実は、具体的にはわかっていなかったのです。
そこで、アメリカのミネソタ大学と、ノースカロライナ大学の公衆衛生学の研究者たちにより、ある実験が行われました。
その実験とは、9,514人の被験者を対象に、肥満の原因を調べるという、大規模なものです。
もともとは、これは動脈硬化症の前向き調査のために行われた実験でした。
だから、試験につかわれる食品は、実に広範囲です。
対象者は45歳~65歳までの年齢層です。
9,514人の被験者に対し、9年間追跡調査したところ、3,782人が、メタボリックシンドロームになってしまったのです。
メタボリックシンドロームは、喫煙や運動不足、食べ過ぎ、西洋型の食事がその原因として挙げられています。
その一方で、メタボに影響する食品には、肉や乳製品、フルーツ、野菜、精白穀類、全粒穀類などが挙げられました。
つまり、肉をたくさん食べる人は、メタボになりやすいということで、たくさん食べている人は、そうでない人に比べて、メタボのリスクが25%も高くなることが明らかになりました。
ファーストフードのように、野菜が少なく、揚げ物が多い、西洋型の食事をしていると、メタボのリスクは18%高まります。
ここまでは、みなが知っていることです。しかし、この実験から、ダイエットソーダを飲むことで、メタボになるリスクが34%も上がってしまうことが、明らかになったのです。
これにはみんなが驚きました。
その原因は、まだ完全には明らかになっていませんが、「因果の逆転」が指摘されています。
原因と結果が逆になってしまう、という可能性です。
ダイエットソーダを飲むからメタボになるのか、それとも太りすぎを気にしてダイエットコーラを飲むから、結局メタボになってしまったのかは、わかりません。
なので、これは仮説の範囲になりますが、カロリーゼロの人工甘味料には、未知のインスリン抵抗性を高める物質が含まれている可能性があります。
ダイエットコーラには、人工甘味料がたっぷり使われていて、これは自然界にない成分です。
こうした異質の成分が、ヒトや動物の接触行動を混乱させている可能性が指摘されています。
それが、ダイエットコーラを飲んで、逆にメタボになってしまうという仮説として立てられているのです。
ダイエットには心強い味方、とされてきたダイエットコーラですが、こうした仮説も念頭に入れる必要があります。