夜のスイーツは不眠を招く

仕事が終わって家に帰って、くつろぎタイム。

がんばったごほうびにスイーツをぱくり・・・至福のリラックスタイムです。

今日も頑張った、明日も頑張ろう! と元気が出てきてぐっすり眠れる。

こんな思いを抱いて、スイーツを楽しんでいる女子も多いでしょう。

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でも、これが実は、不眠を招いてしまうことがあるのです。

甘いものを食べ過ぎてしまうと、不眠の原因になります。

特に夜のスイーツは気を付けないといけないのです。

甘いものが不眠になるのは、インスリンとアドレナリンが関係しています。

甘いものを食べると、アドレナリンが分泌されます。

まず、甘いものを食べると血糖値が上昇し、インスリンが分泌され、血糖値が下がります。

今度は血糖値の下りすぎを防ぐためにアドレナリンが分泌されます。

ケーキやチョコレートなどの甘いものは、血糖値を急激に上昇させるものなのです。

血糖値の上昇は、体にとって大きな負担となります。

だからインスリンが分泌され、血糖値を下げようとします。

インスリンの効果で血糖値が下がると、今度はアドレナリンが分泌されて、下がった血糖値を元に戻します。

なぜアドレナリンが分泌されるのか。

インスリンにより血糖値が下がりすぎると、命にかかわる可能性があるからです。

だから、アドレナリン分泌は、自分の体を守るためのものなのです。

しかしアドレナリンは、脳を興奮させる物質です。

寝る前にこのアドレナリンが分泌されてしまうと、目がさえて来て、眠れなくなってしまいます。

さらに怖いのは、眠る前に甘いものを食べるのが習慣になってしまうと、インスリン自体が制御されなくなります。

インスリンが過剰に分泌されるようになり、慢性的な低血糖になってしまうのです。

そうなると、血糖値を上げるため、アドレナリンの分泌も増えます。

だから脳は興奮状態が続きます。

脳が興奮いたままだと、たとえ眠りにつくことができても、浅い睡眠のままで、ぐっすり眠れなくなります。

こうなると、寝る前のリラックスタイムどころの話ではなくなります。

もちろん、甘いものを食べてはいけない、ということではありません。

甘いものにはリラックス効果もあります。

仕事が終わったあと、寝る前まだ時間があるときにスイーツを楽しむのは、精神的ストレスを解消する効果があります。

ただ、寝る前2時間前には食べ終えるようにしましょう。

また、甘いものを食べるのは、夕食を終えてから、というように決めておくと、スイーツを食べる量をセーブしやすくなります。

夕食を食べてお腹がいっぱいになっているので、スイーツをドカ食いしにくくなるのです。

甘いもののほかに、ご飯などの主食を食べすぎないようにすることも大切。

主食となる炭水化物も、糖分と同様に、血糖値を上げて、その結果、アドレナリンを分泌させやすくなってしまう原因となるのです。

寝る前にご飯をドカ食いするということは、あまりないかもしれませんが、参考として考えに入れておきましょう。

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