お肌というのは、年齢を重ねるほどに、重力の影響を受けやすくなります。
そして、頬の肉が下に垂れて、たるみの下人になってします。
年齢を経るとともにたるみができる。
この変化は、止めることができません。
でも、その変化の速度を遅くすることはできます。
それはあなたのケア次第です。
たるみが起きてくるには重力、肌環境の乱れ、肌細胞の痩せという、3つの原因が考えられます。
たるみができるのは、重力のせいというのがまずあります。
重力によって下がって、たれてしまうのです。
下がってくるお肌を持ち上げたいとき、まず始めていただきたいのが表情筋体操です。
表情筋というのは、顔についている筋肉のこと。
表情に乏しい生活をしていると、表情筋が使われず、どんどん衰えて行ってしまいます。
表情筋はほかの体の筋肉と同じです。
使われないと、どんどん弱くなっていってしまいます。普段から、笑ったりして、口角を上げるように意識しましょう。
表情豊かでいることで、表情筋が鍛えられていきます。
肌環境の悪化というのも、お肌のたるみを引き起こしてしまう要因となります。
肌環境が乱れているというのはつまり、お肌の状態が健康でないということ。
皮膚が乾燥していたり、反対に油が多く分泌され過ぎていたり、毛穴が詰まっていたり、皮膚炎を起こしているような状態です。
こうした状態でいると、お肌の細胞は衰えて、たるみができやすくなってしまいます。
こうした状態を起こさないためには、毎日のスキンケアがとても大切。
やさしく、お肌をいたわるような洗顔を心がけましょう。
そして、自分に合ったスキンケア化粧品でお肌をケアすることです。
肌細胞の痩せというのも、たるみを起こします。
年齢と共に、肌細胞は痩せてしまいがちになるからです。
若いころはピンと張っていた手や首も、年齢を重ねるごとに、骨ばってきますよね。
それは、細胞が干からびて、同じ位置にとどまっていられなくなってしまっているからです。これがたるみになります。この細胞の痩せによるたるみに効くのが、ヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン注射は「しわをとるもの」というイメージがありますよね。
たるみというイメージはあまりないかもしれません。
でもたるみが気になる部分にヒアルロン酸を注入すると、たるんだ肉がまた、持ち上がり、骨格をつくりあげてくれるのです。
ヒアルロン酸は、目的によって硬さの違うものを使います。
例えば、細いちりめんじわをとったり、ぽってりとした唇を作りたいときには、柔らかいヒアルロン酸を使用します。
柔らかいヒアルロン酸が、充填物となるのです。そして、たるみをとって骨格をつくるためには、硬いものを使用すると良いでしょう。
硬いヒアルロン酸が、アンカーの役割として、肉を引き上げてくれるのです。
たるみをとるだけで、見た目年齢がかなり下がります。
ヒアルロン酸注射によるたるみケアは、美容皮膚科の施術の中で、一番の感動を与えてくれるのだとか。
試してみる価値はあるかもしれませんよ。