つらい肩こりを解消しよう

つらい肩こりを放っておくと、血行不良が頭にまで影響を及ぼして、頭痛がしたり、顔色がくすんでしまったりします。

肩こりがあるな、と思ったら、スキマ時間でできる解消法で早めに治しておくと良いでしょう。

症状が慢性化したり、つらくなってから治そうとしても、なかなか上手くいかないので、早めに対処することが大切です。

★3分でできるカンタン肩こりマッサージ

①まず右からほぐします。
中指で、右肩のほぼ中央の、筋肉が一番盛り上がっているところに肩井(けんせい)というツボがあります。
ここをおさえましょう。
右腕はだらりと力を抜いておきます。

②にこっと笑顔を作っゆっくりと深呼吸します。
息を吐くときに肩井を押します。
これを3回。

③次にもう1度、笑顔で深呼吸します。
②と同じように肩井を押しながら、こんどは右腕をゆっくりと上げていきます。

④腕をゆっくりと上に上げます。

⑤ぐるりと腕を回します。
これを3回。

⑥ツボを押していたまわりの部分を軽めに6回もみます。
筋肉をさらに柔らかくしていきましょう。

⑦最後に確認します。
もう1度、肩の動きをチェックします。
軽くなっていることに気付くはずです。
そうしたら左側も同じように行いましょう。

この肩井というツボは、肩と首のコリに効くツボです。

肩周りの筋肉である僧帽筋、肩甲挙筋をマッサージしてコリを解消することができます。

★オフィスでできる肩こり解消法

肩こりは、目の疲れや前かがみになっている姿勢などによっておこるものです。

パソコンをじっと見る仕事をしていると、起こりがちな姿勢ですね。

こういう状態を続けていると、後頭部や首の筋肉が硬くなりがちになります。

このマッサージは、肩こりの原因となる首の後ろの筋肉、頭板状筋、頚板状筋と、背部の筋肉である脊柱起立筋、僧帽筋をマッサージし、肩こりや目の疲れに効くツボを刺激し、コリを解消していくというものです。

①まず手を組みます。
両手の親指を上に揚げ、人差し指と小指を反対側の手のひらの上に置き、残りの二本は組みます。

②手を組んだまま手のひらを広げ、髪をかきあげるように頭を撫でて、後頭部の真ん中にあるくぼみ、亜門をおさえます。

③親指を2センチほど外に広げて左右の天柱というツボをおさえます。
にこっと笑顔をつくってゆっくりと深呼吸します。
息を吐くとき、ぐーっと亜門をおさえます。
これを3回。

④親指を1センチほど外にずらして風池というツボをおさえます。
これは右耳の後ろにあるツボです。
同じようににこっと笑って深呼吸し、3回ツボを押します。

⑤肩甲骨に沿って中心から外側に、亜門、天柱、風池の順にマッサージします。
これを3往復します。
このとき、少し上向きの姿勢でやると、ツボに指が入りやすくなり、効果的です。

首を回したり、肩をすくめてみましょう。
軽くなっているはずです。

天柱と風池は目の疲れと首・肩こりに効くツボです。肩こり解消、目の疲れ、首の痛みに効きます。

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