リンゴとキウイの便秘解消効果

リンゴには、他の果物にはない特別なペクチンが含まれており、これが便秘解消に効果的です。

リンゴに含まれているペクチンは、ビフィズス菌を増やすはたらきがあります。

ビフィズス菌が多いお腹は酸性の状態に保たれています。

アルカリ性を好む悪玉菌は、酸性の状態だと、腸内で暮らしていけません。

そこで、リンゴを食べると、お腹の中で便秘の原因をつくる悪玉菌が減り、便秘解消効果のある善玉菌が増えるという状態になります。

これは、リンゴだけに含まれる特別なペクチンのなせる業です。

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リンゴを食べるときは、皮を取らないで食べるのがおすすめです。

フレッシュフルーツジュースにして飲むときは、にごっているところを飲むようにしましょう。

透き通っているところは、あまり食物繊維が残っていません。

だから、飲んでもあまり便秘解消効果がないのです。

キウイも、便秘解消効果の高い果物として知られています。

キウイジュースは、便秘解消効果がとても高いことで知られています。

キウイには、アクチニジンというたんぱく質分解酵素と、オリゴ糖に似た糖質が含まれています。

オリゴ糖とは、お腹の中で善玉菌のえさになるものです。

腸内環境正常化に役立ちます。

タンパク質分解酵素とは、タンパク質を分解するための酵素、という意味です。

悪玉菌は、お腹の中に異種タンパク質が溜まると、増えやすくなり、便秘につながります。

そこで、アクチニジンというたんぱく質分解酵素が、異種タンパク質を減らしてくれるのです。

これにより、便秘解消効果が得られます。

異種タンパク質とは、私たちの身近にある成分です。肉や卵などは、異種タンパク質が含まれています。

だから、お肉や卵を食べたら、必ずデザートにキウイを食べる! というようにすると、腸内環境のバランスがとれやすくなるかもしれませんね。

アクチニジンが便秘解消に役立つメカニズムをおさらいしておきましょう。

まず、アクチニジンが悪玉菌を増やす異種タンパク質を減らします。

異種タンパク質が減ると、悪玉菌の力が抑えられます。

悪玉菌が減り、善玉菌が増えていきます。

善玉菌が酸を出し、便を出すはたらきであるぜん動運動が活発化されます。

キウイにはもう1つ、オリゴ糖に似た糖質という、便秘解消に役立つ栄養素が含まれています。

腸内でビフィズス菌を増やす、オリゴ糖と同じようにはたらいてくれます。

これらがダブルではたらいて、便秘解消に効果的となるのです。

アクチニジンが善玉菌の繁殖を抑え、オリゴ糖に似た糖質が善玉菌を増やしてくれます。

キウイジュースはとても簡単なので、ぜひ作ってみてください。

キウイの皮を剥きましょう。

そのとき、皮の剥き残しがあると、ジュースが苦くなってしまうので、キレイに剥きます。

スプーンで中身をかきだしてもいいでしょう。

そしてジューサーに入れて混ぜるだけです。

種が残っている段階でジューサーを止めると、おいしく飲めます。

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