夏もそろそろ終わり、
でも、ダルい夏が終わろうとしているのに、
暑さもそろそろ、和らいでいるはずなのに、
なんだか最近、体がだるい・・・
と思ったことはありませんか?
それは、冷房症かもしれません。
実は、
日本人の70%近くが、
夏に体調不良を感じているという調査結果があります。
20~49歳の男女に対して行われた健康調査でしたが、
その中で、最も体調不良を感じているのは、
意外にも若くて元気なイメージがある、
20代の女性でした。
20代女性に限っては、
80%超の人が、体調不良を感じていたのです。
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具体的にどのような体調不良かというと、
「体のだるさ、疲れ」を挙げる人が最も多かったです。
夏の不調というと、
体のだるさ、食欲不振、やる気が出ないなど、
「本調子が出ない」というお悩みと、
睡眠が浅いとか、寝つきが悪いとか
の「うまく眠れない」という睡眠のお悩みに大別されます。
これらは一見すると、共通点がないように思えます。
でも、
いろいろな体調不良の訴えをたんねんに見て行くと、
ひとつの仮説が立てられるということが分かります。
それはなにかというと、
「体が冷えている」ということです。
上に挙げたこれらの症状には、
夏特有の体を冷やす生活習慣があります。
それが内臓の働きや睡眠、血流、筋肉の緊張、発汗など、
体が生命を維持していく上で必要な機能をコントロールする
「自律神経」の機能低下を起こしているのかもしれない、
ということです。
自律神経失調症、といわれる状態です。
夏特有の冷えというと、
「冷房」がすぐ思い当たります。
現代人の夏は、
暑さはもちろんですが、
冷えにも注意が必要なのです。
あなたのオフィスが、次のような状態であるのなら、
そしてあなたが今、体調不良を感じているのなら、
冷房症にかかっている可能性があります。
~冷房症かな? と思ったら以下をチェック!~
★屋内と外気の気温差が5度以上ある
外と中の気温差が激しいと、
冷房症をおこしやすくなるので注意。
外の気温にもよりますが、
空調の温度はエコな28度に設定しておきたいです。
★腰やお腹、お尻がひんやりしている
オフィスにいるとき、自分の体をさわって見ましょう。
夏なのに、
手や足先など、体の先まで冷えてしまっているようなら、
冷房症まっしぐらです。
★日常的に運動をしていない
これはオフィスというより、あなた自身の問題でしょう。
運動していないと、体は冷えるばかりです。
通勤時間を活用したりして、
1日30分ほどはウォーキングしたいですね。
朝のうちなら、
涼しいので夏場でもウォーキングしやすいのではないでしょうか。
これらに思い当たるときは、
冷房症にかかっている可能性があります。
体がだるいな・・・と思ったら、
こんな状態に自分が当てはまっていないかどうか、
チェックしましょう。
そして、
当てはまる要素があるのなら、
予防と対策として、
自律神経のはたらきを改善させるような
生活習慣の見直しをすることをおすすめします。