美容を気にする女子にとって、眠りの時間はとても重大です。
いくら効果な美容液やクリームをスキンケアで使っていたとしても、どれだけエステにお金をつぎこんでいようとも、睡眠不足では、効果も半減してしまいます。
肌は、寝ている間につくられます。
起きている間に受けてしまった、さまざまなダメージが、寝ている間に修復されているのです。
睡眠中でも、その修復作業どのくらい行われるかは、時間によって差があります。
肌の修復がもっとも活発な時間帯に眠って、翌朝にはつるつるのお肌によみがえらせたいですね。
肌の修復がもっとも活発になるのは、午後10時~午前2時までの4時間です。
この時間は、美肌のゴールデンタイムと呼ばれています。
新しい肌は、この時間に再生されています。
敏感肌やにきび肌など、肌のお悩みがある人は特に、この時間に眠るようにしましょう。
ただ、この時間帯は、仕事をしている人には、眠りにくい時間帯かもしれません。
後半の2時間である、深夜12時~2時までの2時間はなんとかなるかもしれません。
しかし、前半の10時~12時までは、とくに最初の1時間は、かなりがんばらないと、眠れなさそうです。
ベッドに入って3秒で眠れる、という人は、問題ないかもしれませんが、たいていの場合、ベッドに入って目をつむり、眠りに入るまでには、10分以上の時間がかかるものです。
私は眠るまでに、30分はかかります。
となると、10時に眠りにつくためには、一番遅くても9時半までにベッドに入って目をつむらないといけません。
仕事で残業をしてきたときは、帰宅時間も遅くなるし、そのあとに食事をして、お風呂に入って・・・というのをやっていると、あっという間に9時半を過ぎてしまいます。
10時でも厳しいかもしれません。
10時から始まるドラマを見たい! というときも、達成が難しくなります。
そんなときは、仕方がないので、ゴールデンタイムの少なくとも後半の2時間だけは、毎日確保するようにしましょう。
それだけでも違います。
美肌のゴールデンタイムにきちんと眠らずにいると、肌の再生機能がうまくはたらかなくなってしまいます。
古い角質層がずっと、肌の上に残ったままになってしまい、肌荒れや敏感肌、乾燥肌、オイリー肌を招いてしまいます。
睡眠不足だと自律神経が乱れてしまうので、ホルモンバランスにも悪影響を与えてしまいます。
ホルモンがはたらかないと、肌へ栄養をきちんと補給できなくなり、これも肌荒れの原因となってしまいます。
このように、睡眠は美容にとって、とても大切な要素です。
もちろん、健康的な体を維持するためにも、睡眠は大きな役割を果たしています。
毎日忙しくても、ときには遊びの時間を削ってでも、眠りの時間はきちんと確保したいです。
きちんと眠らないと、肌状態が悪化して、そのための対処に余計な時間がとられてしまいます。
そうならないためにも、予防的に眠っておくほうが、負担も少ないです。