肩こりは、同じ姿勢を続けているとなりやすいものです。
デスクワークをしていると、パソコンの画面をじーっと見て作業するので、肩こりが起こりやすいです。
同じ姿勢を続けることで、血行不良となり、冷えが生じます。
全身の循環が滞り、乳酸がうまく排出されなくなり、首~肩甲骨にかけての僧帽筋がこわばります。
これが肩こりとなります。
ほかに肩こりの原因として、過労、ストレス、運動不足、目の疲れも上げられます。
このつらい肩こりを、リフレクソロジーで解消していきましょう。
僧帽筋の反射区、肩の反射区に刺激を与えていきます。
★僧帽筋の反射区へのリフレクソロジー
足の親指の後ろを、内側から外側にかけて、ぐっと押し広げるようにしてしごきます。
親指の第一関節を使い、ゆっくりとすべらすようにしましょう。
内側でジャリジャリしている老廃物を崩すところをイメージしつつ、7~8回しごいていきます。
★肩の反射区
小指の下、外側にある肩の反射区を強めにもみます。
親指と人差し指の第二関節をつまむように力を入れていきます。
軽くピンチするような感じで、親指に力を入れます。
これを5~6回繰り返します。
そのほかにも、肩こりの解消法はいくつかあるので、いろいろ試してみましょう。
例えば、ストレッチで、両手を組んで、前に伸ばして、肩甲骨を伸ばしましょう。
その両手を上に上げて、ぐっと伸び上がるようにして、腕を上に伸ばします。
手を組み、上に伸ばした両腕を左右にゆっくりと倒し、体を伸ばします。
この動作をゆっくりと、大きく息を吐きながら行います。
マッサージも良いでしょう。
入浴後に少量のオイルやクリームをつけて、肩をマッサージしてあげましょう。
コリがもみほぐされていきます。
体が温まった状態でマッサージするので、体がつめたい状態でやるよりも、肩こり解消効果が高いです。
ほかに、脇のリンパをもみほぐしても肩こり改善効果が得られます。
食事では、ビタミンB群を多く含む食べ物を摂取すると、肩こり改善に役立つとされます。
つらい肩こりは、リフレクソロジーの解消グッズも上手に使って行くといいかもしれません。
「リファラカット」(24,900円)というリフレクソロジーのアイテムがあります。
本来は、美顔器として発売されたものですが、首筋や肩のラインのマッサージにも使えるという便利なアイテムです。
デスクワークの合間に、首筋から肩にかけて、コロコロと動かすだけで、肩こり解消に役立ちます。
足裏の反射区をもみほぐすときに、手でやるかわりに、このリファラカットを使ってコロコロと動かしても良いでしょう。
肩こりは放置しているとどんどん痛みが増してくるものです。
慢性化してしまうと、治すのが大変になります。
そうなる前に、早期の段階で対処を始めることで、慢性化を防いで解消しやすくなります。
早めのケアがとても大切です。
体を温めつつ、リフレクソロジーで肩こりを解消していきましょう。