寒い季節の定番ファッション、ブーツには危険が潜んでいます。
かわいいブーツを履いて楽しく出勤していても、「そのあと飲みに行く?」という話になり、なんとブーツを脱がないといけない居酒屋に行くことになり。
ブーツのニオイが気になって、脱げなくて困る・・・
よくある危険なシチュエーションです。
ブーツをいつ脱いでも大丈夫なように、きちんとニオイケアをしておきましょう。
ブーツのニオイのもとは、細菌の繁殖です。
ブーツを履きっぱなしにしていると、ムレてしまうし、温度もあがって、細菌繁殖にとってかっこうの環境になります。
その細菌がイソ吉草酸という脂肪酸を発生させ、ニオイを生んでしまうのです。
ブーツの中でニオイのもとになる細菌が繁殖しないようにするには、ブーツの中を意識して清潔な環境にしておく必要があります。
これには以下の方法があります。
★洗って清潔な状態を保つ
足の裏を清潔な状態にしておくことが、ブーツのニオイを防ぐためになにより重要です。
入浴するときには、せっけんやボディソープをよく泡立て、指の裏までしっかりと洗うようにしましょう。
足を洗うとき、つい洗い残してしまいがちな場所が「爪のまわり」です。
爪が伸びていると、爪の内側、爪の両側には汚れがたまっているものです。
これを爪ブラシなどを使い、キレイに洗うようにしましょう。
細菌の繁殖を抑えるために、出勤時にブーツを履く前、オフィスで化粧室に行ったときなどに、殺菌効果のある足用のデオドラントスプレーを使っておくことも効果的です。
★古い角質を取り除く
足の裏の古い角質は、細菌のかっこうのエサになります。
残しっぱなしにしていると、それをエサにどんどん細菌が繁殖してしまいますから、余分な角質はキレイに取り除いておきたいです。
古い角質を取り除くには、スクラブ剤や、軽石などを使い、こすることで取り除くことができます。
やさしく取り除きましょうね。
こまめにケアしておくことで、古い角質をためこまないようになります。
★ブーツの中がムレないようにする
密閉された環境は、細菌繁殖にとって理想的な環境となってしまいます。
だから、ブーツのニオイをおさえたいのなら、ブーツの中が極力、通気性があるようにしておきたいです。
長時間履くことは避けて、こまめに湿気を逃がすようにしたいですね。
オフィスでサンダルなどに履き替えて、ブーツを履くのは出退勤や外出時だけ、という風にすると、上手にムレを防ぐことができますね。
履いているときも、吸湿性の高いインソールを敷いておくと、汗を吸い取ってブーツの中をサラリとさせてくれます。
消臭効果のあるインソールも、ブーツのニオイ対策としては有効です。
ブーツの汗は、実は一晩ではなかなか乾かないものです。
乾いているつもりでも、なんとなく湿っていたり・・・。
知らずに汗がどんどん増えてしまうので、それを防ぐために、ブーツは何足かローテーションして使いたいものです。