人間は毎日、眠るものです。
眠らないでいることなんて、できません。
1日徹夜しただけで、体がドーンと疲れるものですよね。
では、1日にどれくらいの睡眠をとるのが良いのでしょうか。
これは年齢によって変わってきます。
一般的に、睡眠時間は10代なら8~10時間、20~50代なら6.5~7.5時間。
60代以上なら6時間弱と言われています。
つまり、若いほどタップリの睡眠時間が必要と言うことになります。
若者は日中、活発に行動しています。
だから、その回復のために、長時間の休息が必要なのです。
高齢者になると、心身の活動は減ってきます。
なので、長い間、眠らなくても大丈夫なのです。
しかしこれは一般的な数値で、人が必要とする睡眠時間は個人差があります。
同じ人でも、疲れているときと、そうでない時では、必要とされる睡眠時間が変わってきます。
平均的な睡眠時間はあくまで平均値として、自分にあった睡眠時間を確保することが大切です。
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睡眠の質を高めるために、もうひとつ。
朝、起きてもベッドから出ないで、ダラダラ過ごしてはいませんか?
朝が冷え込む今日この頃、温かい布団から出るのは、かなり大変です。
でも、ベッドの中でダラダラ過ごしていると、熟睡感が減ってしまうことがあります。
ムリに長時間眠ろうとして、眠りが浅くなってしまうため、熟睡感が減ってしまうのです。
これでは睡眠の質が低下してしまいます。
目覚まし時計をかけて、鳴ったらすぐに、ベッドから出るようにしましょう。
ちなみに、私は眠りが深い時には良い夢を、浅い時には悪夢(いやだな~これ、という印象を持つ夢)を見ます。
悪夢で目覚めたら「寝過ぎたんだな」と分かるので、便利といえば便利です。
このように、自分の眠り具合を測れるポイントを見つけてみると、良いかもしれませんね。
たとえば、日中の行動から、熟睡度を測ることが出来ます。
夜の眠りは、昼間の行動にも影響を及ぼしているのです。
夜、ぐっすり眠れていると、日中に思い通りの行動をしやすくなります。
寝不足だな、と思っていても、昼間の生活にハリがあるようなら、それほど問題ではありません。
日中の元気は、熟睡度のバロメーターでもあるのです。
自分で自覚して、熟睡できる環境をつくることは大切です。
いくら寝よう、と思っても、思う通りに眠れないのが不眠のつらいところです。
なので、なるべく眠りにつきやすい環境を自分で作ってあげるのです。
たとえば、就寝前にカフェインを摂ると、脳が興奮状態になって、寝つきが悪くなってしまいます。
寝る4時間前になったら、コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲み物が控えるようにしましょう。
ちなみに、チョコレートや栄養ドリンクにも、カフェインが含まれているので注意。
お茶じゃないから大丈夫~と油断していると、眠れなっくなってしまいます。
夕食に適度のアルコールを摂取すると、リラックスして眠りやすくなります。
でも、飲みすぎると睡眠の質を悪くしてしまいます。