頭皮のたるみはなぜできる

頭皮のたるみは、
実は顔の印象を決めるのに、
重大な影響を与えてしまうものです。

頭皮は顔の皮膚と1枚でつながっています。

そして、
一番上の、頭皮がたるんでしまえば、
その下にある顔の皮膚も、
ずり落ちていってしまうのです。

顔のたるみが気になるから、
一生懸命ケアしているのに、まったく変わらない。

こんなときは、
頭皮のたるみを疑ってみる必要があります。

自分の皮膚がたるんでいるかどうかは、
カンタンにチェックできます。

まず、
自分の髪を、ハーフアップしてみましょう。

ロングヘアなら、
ポニーテールにしてみるのも良いでしょう。

このようにして、鏡を見てみます。

そして、
自分の顔が、
いつもよりも若々しく見えてしまうようなら、
頭皮がたるんでいる可能性があります!

頭皮と一緒に、
顔の皮膚もたるんでしまっているのです。

どうして頭皮はたるんでしまうのでしょうか。

その原因を知り、対策をとることが大切です。

まずは、
頭皮の構造について知りましょう。

頭皮と肌の構造は、基本的には同じです。

肌と同じように、
「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。

皮脂を出すのは皮脂線、汗を出すのは汗腺。

皮脂線も汗腺も、
お肌と同じように、頭皮に存在しています。

しかし、
その数は、頭皮とお肌とで違います。

皮脂線や汗腺は、
顔よりも頭皮にたくさんあります。

特に、
皮脂線は多いです。

その数、Tゾーンの2倍以上、とも言われています。

頭皮は、体の中で、一番皮脂線が集中している部分です。

だから頭皮は、皮脂や汗が分泌されやすいです。

よりべとべとになりやすい、ということです。

また、頭の部分には脳を守るために、髪が生えています。

そのことも影響して、べたべたと不快感が起きやすいのです。

だから、いつも清潔を保っておかないと、傷みしやすいのです。

このような背景として、頭皮がたるむ要因として挙げられるのは、

★コラーゲン
★ホルモンバランスの乱れ
★紫外線 です。

★コラーゲン

皮膚のハリ、弾力を保つためになくてはならない成分です。

コラーゲンは、
年齢を重ねるごとに、量が減って行ってしまいます。

そして、
それに従い弾力も失われます。

それと同時に、
真皮の下にある筋肉も、老化していきます。

そして、
肌を支えきれなくなり、たるんでしまうのです。

★ホルモンバランスの乱れ

加齢のほかに、
疲労や睡眠不足、ストレスなどにより、
ホルモンバランスは崩れやすくなります。

ホルモンバランスが崩れ、
男性ホルモン優位になってしまうと要注意。

皮脂が必要以上に分泌されてしまいます。

過剰な皮脂は、
毛穴を詰まらせ、髪の発育を妨げるほか、
頭皮にもダメージを与えます。

★紫外線

紫外線は真皮のコラーゲンやエラスチンを傷つけます。

そして、肌の弾力が失われてしまいます。

紫外線を浴びると、肌が乾燥しやすくなります。

そして、
頭皮が紫外線を浴びると、
肌の柔軟性やハリが失われて、たるんでしまいやすくなります。

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