きゅっと引き締まったウエストにはあこがれるもの。
でも年齢を経るごとに、ポッコリお腹は気になってくるものです。
他の部分はダイエットできても、下半身だけヤセない・・・というお悩みが多いです。
どうしてお腹は出てくるのでしょうか。
それには大きく分けて、3つの理由があります。
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お腹が出てくる理由① 脂肪が蓄積しやすい体質だから
加齢に伴い、基礎代謝が低下していってしまいます。
運動をする機会も減っていってしまいます。
そこで筋肉が衰え、消費しきれないエネルギーが、脂肪に変わって行ってしまうのです。
姿勢が悪いと、それもまた代謝を下げる原因となってしまいます。
いわゆる猫背になると、背骨が丸まり、肺が圧迫され、呼吸が浅くなってしまいます。
心肺機能が低下し、酸素が体内にいきわたらないようになり、血液の流れが阻害されます。
それが脂肪を燃焼させにくくしてしまいます。
お腹が出てくる理由②脂肪がお腹に蓄積するから
もともとサイズが大きく、空洞のある肋骨に遮られないので、脂肪が蓄積しやすいという状況があります。
また、お腹はあまり動かさないので、脂肪が増えやすい環境でもあります。
お腹が出っ張ると、体の重心が安定してきて、内臓保護にも役立つという困った「メリット」もあったりします。
お腹が出てくる理由③お腹の筋肉が休眠状態になり、たるむ
お腹は頻繁に使われないと、休眠状態になってしまいます。
お腹を引き締める役割がある腹膜筋、腹斜筋を使う機会が少ないと、それらの潜在筋肉はお腹の中で本来の力を発揮することがなくなってしまい、たるんでしまうのです。
過度に食事制限をしてしまうと、脂肪より筋肉が減りやすくなります。
すると、基礎代謝はさらに下がって、少しの食事でも脂肪がつきやすくなってしまうのです。
これらの原因により、お腹周りは生存においてあまり影響がないパーツであるため、脂肪を貯め込みやすいということができます。
しかし、脂肪が多いので、逆に考えれば一番ヤセやすい箇所でもあるのです。
普段、ほとんど動かす機会もなく、ダレてしまっている、お腹周りの部位に刺激を与え、お腹の中で休眠している深層部の筋肉を動かしてあげましょう。
そうして、お腹の筋肉を意識的に動かすことにより、お腹がへこみやすくなります。そのときに効果的なのが
「ドローイン」というお腹ひっこめエクササイズです。
「ドローイン」は「お腹をへこませる」という動きのことを言います。
内に引っ張ることを「ドローイン」と言います。
ドローインをすると、インナーマッスルが内側に引っ張られて、ウエストが引き締まっていきます。
このようにして、ドローインをしていると、お腹は引っ込みますが、力を抜くと元に戻ります。
しかし、引っ張り続けていくと、形状記憶能力が生まれてきて、だんだんその形状を覚えるようになり、お腹が引っ込んでいきます。