歯周病があると口臭が起こる

口臭は、自分だけでなく周りの人にも不快な思いをさせてしまう迷惑なもの。

口臭をなくすために、口臭ケアを行っている方も多いことと思います。

30代では約8割がかかっているのではないか?と言われている歯周病は、口臭の原因になってしまうんです。

口臭をなくすためにも、歯周病を改善しましょう。

★歯周病ってどんなもの?

歯周病とは、歯周病菌の感染によって起こる口腔内の病気のこと。

歯槽膿漏と呼ばれることもあります。

歯周病になると、歯肉に炎症が起き、酷くなると歯を支えている歯槽骨が溶けてしまいます。

その結果、歯が抜け落ちてしまうんです。

口臭も問題になります。

歯周病による口臭は人によって違いますが、卵や魚が腐ったような臭いと表現されることがあります。

口臭の中でも独特で、不快な臭いとなっています。

歯磨きをした後でも口臭がするのは、歯周病が原因となっているせいかもしれません。

★歯周病になってしまう原因

歯周病になってしまう原因は、歯周病菌の感染です。

歯周病はキスしたりスプーンなどを共有したりすることでも感染するため、ほとんどの人がもっていると言われています。

でも口腔内が健康で清潔に保たれていれば、歯周病にはなりません。

歯周病は、食べかすなどからできるプラークが大好き。

プラークが歯と歯茎の隙間にできると、そこに歯周病菌が繁殖します。

増えた歯周病菌が毒素を発生させ、歯肉を炎症させたり、歯槽骨を溶かしたり、嫌な臭いを発生させたりするんです。

★歯周病の対処法

歯周病にならないようにするためには、プラークをつくらないことが大切です。

プラークをつくらないためにも、歯磨きを徹底しましょう。

プラークは歯の隙間にたまりやすいので、歯間ブラシもしっかりと使用するようにしてください。

最後にマウスウォッシュを使用するのもオススメです。

こまめに水を飲んだり鼻呼吸をしたりして、口腔内を乾燥させないようにすることも効果的です。

歯周病に効果のある、塗り薬や飲み薬も販売されています。

初期の歯周病であれば、口腔内を清潔に保つことで改善していくこともあるようです。

でも進行が進んだ歯周病を、セルフケアで改善することはできません。

大切な歯を失う前に、歯科を受診すうようにしましょう。

定期的に歯科を受診して、歯磨きでは取りきれないプラークを除去してもらうのも大切ですよ。

口臭の原因が歯周病のせいかどうかも分かります。

歯周病を改善して、口臭を気にしなくていい生活を送りましょう。

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