口臭を防ぐには、口腔内の環境を整えることが大切です。
それに役立出ってくれるのが、歯科検診。
歯科検診を定期的に受けることで、歯や歯肉を健康で清潔に保つことができるんです。
口臭予防にも欠かせない、歯科検診についてご紹介します。
★歯科検診に行きますか?
最近いつ歯科に行きましたか?
1年以内に歯科検診を受けた割合は、半数程度だと言われています。
約半数の方が、しばらく口腔内の状態を医師にチェックしてもらっていないことになります。
中には、歯が痛くならないと歯科を受診しない。
10年以上も歯科を受診していない、という方もみえるようです。
歯科を受診しない理由には、面倒くさい、時間がない、費用がもったいないなどがあります。
口の中を触られるのが苦手、痛いのが怖いという方も。
★歯科検診の内容
歯科検診では、口腔内の状態を診て、健康を阻害するものがないかをチェックしてもらうことができます。
歯科検診をすることで、歯に虫歯はできていないか、歯垢はついていないか。
歯肉の腫れ、血色、歯周ポケットなどを確認し、歯周病などが起こっていないか。
口腔内の粘膜は正常かどうか、などを知ることができます。
歯垢がついている場合には、歯垢をとってもらいます。
ブラッシング指導を受けて、正しいブラッシング方法を学ぶこともできますよ。
口臭について相談することもできます。
歯科検診を受ける最適な頻度は個人によって違いますが、年に3~4回程度だと言われています。
★歯科検診を受けるメリット
歯科検診を受けるメリットは、口腔内の状態を正確に把握することができるところ。
虫歯や歯周病などは、かかっていても自覚症状がない場合が多くあります。
そのため知らないうちに進行し、気づいた時には重症になってしまうこともあるんです。
重症化していると、それだけ治療にも期間や費用がかかってしまいます。
早期に完治するためには、早期発見、早期治療が欠かせません。
歯垢をなくすことは、口腔内の健康を守るためにとても大切です。
歯垢は、虫歯や歯周病などの原因となってしまうんです。
歯垢に雑菌が繁殖することで、口臭も起こりやすくなってしまいます。
歯垢を取る時に、チクチクしたりしみたりするからしたくない!とい
う方もみえるかもしれません。
でも現在では、歯科技術が進み歯垢取りの痛みも軽減してきています。
痛み止めの麻酔スプレーなどをしてくれるクリニックもあるため、一度相談してみてください。
口臭を予防するためには、口腔内を健康で清潔に保つことが不可欠ですよ。