口臭が起こる原因は様々。
口臭は口腔内の問題だけではなく、鼻の疾患が原因となっていることもあるんです。
口腔ケアをしているのに口臭がなくならない!という方は、鼻の状態が原因となっているかもしれませんよ。
口臭の原因となってしまうことのある、鼻の疾患についてご紹介します。
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★どうして鼻の疾患が口臭の原因となってしまうの?
口臭の原因が、鼻の疾患となっていることがあります。
どうしてかと言うと、鼻と口は繋がっているから。
そのため、鼻からたんや血液などが口に流れ込んだり、臭いが届いたりすることで、口から嫌な臭いを出してしまうんです。
これらは、病的口臭と呼ばれています。
病的口臭を改善するには、元となっている病気を改善することが大切です。
★口臭を起こしてしまう副鼻腔炎
口臭が起こる鼻の疾患に、副鼻腔炎があります。
副鼻腔炎とは、鼻の周りにある副鼻腔というすきまに膿が溜まってしまう疾患です。
この膿が臭いの元となって、口臭が起こってしまうんです。
副鼻腔炎は、鼻かぜやアレルギー性鼻炎などからなってしまうことがあると言われています。
悪臭のする膿がのどの奥に流れ込んで口に入り、口臭の原因となってしまうこともありますよ。
副鼻腔炎になると鼻がつまってしまうため、臭いに鈍くなってしまいます。
そのため、自分の口臭に気付かないこともあるようです。
副鼻腔炎は、自然に副鼻腔から膿が排出されて治ることもありますが、なかなか改善されない場合もあります。
副鼻腔炎は慢性化しやすい疾患なので、きちんと耳鼻科で治しておくことも大切です。
★口臭を起こしてしまう喉の疾患
副鼻腔炎にならなくても、鼻がつまっていることで口臭が起こってしまうことがあります。
鼻がつまると鼻呼吸ができなくなるため、口呼吸となってしまいます。
口呼吸になると口の中が乾燥し、雑菌が繁殖しやすくなることに。
そのため増えた雑菌が、口臭の原因となってしまうんです。
アレルギー性鼻炎や花粉症の方で、口臭を気にする方が多いのもこのためです。
口の中が乾燥すると、虫歯や歯周病などのトラブルも起こりやすくなると言われています。
鼻が出る時には、鼻をすすらずに鼻をかむようにしましょう。
鼻をかむ時には必ず片側ずつにし、力を入れ過ぎないように注意してください。
口臭を予防するためには、鼻づまりを改善し、鼻呼吸にすることも大切です。
口臭ケアをしても口臭が治らない時には、鼻の調子をチェックしてみてくださいね。